ドイツの空の音楽日記
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最新の絵日記ダイジェスト
2012/05/15 ぶっつけ本番の予行演習
2012/05/12 待たされてスッキリしないとき
2012/05/11 男性の仕事への難
2012/05/09 全部一緒に来る時
2012/05/05 ベルリンの後

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2012/05/15(火) ぶっつけ本番の予行演習
朝晩とシンフォニーコンサートの練習で、その合間にテレマンのフルート協奏曲の予行演習公演に行って来ました。

老人ホームなのですが、その中にとても感じの良いチャペルがあり、響きも雰囲気も素敵です。

5,6、年前にやった事はあるけど、本当にぶっつけ本番でした。
3楽章で、最初からソロチェロとずれてしまい、やり直す場面もありました。。。全体としては、やはり良い曲!吹いててとても天国的な気持ちになれる曲で、そういう雰囲気が生まれたとは思いました。

ツアー前の予行演習を、老人ホームで、演奏会に行けない方々にボランティアする、というマルコ氏のアイディアは聴く側、演奏する側、双方にとても喜ばれています。


日曜日には、ジョラのリサイタルでした。演奏堪能したし、気まずくなってた彼の育ての両親とも和解できたし、ジョラも『もっと良い演奏できたはず!』と言いながらも満足そうで、良い雰囲気でした。
が、なぜか、大きな彼の本番の後って、彼の私への態度が異常につけあがり、私が爆発する、と言うことがよくあります。
昨日はピアニストも一緒に居る時に私はカフェでジョラの身勝手さに爆発。。。
しかし、ジョラは『あ〜あ。男は、女には、”はいはい”って言ってなくちゃね。』とニヤニヤして、余裕の態度でむしろ嬉しそうにどんどん上機嫌になり、ちっとも応えてはいない。。。

怒りが収まらなくて、「すべて怒りをぶつけたい。」と電話したら、引いた様子も面倒そうな様子もなく、ホイホイとむしろ嬉しそうに受けたジョラ。  明日話し合いをしてきます。

2012/05/12(土) 待たされてスッキリしないとき
『ヘンゼルとグレーテル』のこけらおとしでした。ドイツでクリスマスシーズンにやるはずのこの曲、でも、やればやるほど夢のある美しい曲!オーケストレーションはワーグナーのように分厚いですが、曲想はいつもシンプルで清純です。

マルコ氏に、火曜日の、練習なしと言うフルートコンチェルトの本番、『せめて、本番前に繰り返しのあるなしはちゃんと話し合ってくださいね。』と言ったら笑われましたが、私にとっては笑い事じゃないですよ。。
最初が破壊したら、この曲にトラウマ抱えたままツアーに入りそうで。。。

今、仕事もプライベートも、何となく、その本質にぶつかる前にその周囲の事でやきもきしてる場面が多くて、なんだかスッキリしてないです。

例えば、私の『ツイン』とは、相手も私の周囲の男性関係を私の友人に伺って、嫉妬・不安をしてる様子。私は私で急に彼の過去の話を周囲を通して聞いたり、親に嫌われて逃げてたり。。。

夏前に来るんだか来ないんだかの録音の話もスッキリしそうでしない。。。ああ、なんだかもどかしい。。

2012/05/11(金) 男性の仕事への難
マルコ氏が、「金曜の協奏曲の合わせは、出来ない人が多くて取り止めだ。火曜までに合わせる時間がないから、敦子、練習なしで火曜の本番は出来るだろう?ま、ちょっとはその場でやれるだろうし。」と言ってきました。

火曜の本番は、その後のための予行演習の本番だけど、お客さんが聴いてる事に変わりはない。。。ぶっつけは恐いですよ。。。
昨日、今日、と、バイオリンのMちゃんに、第一バイオリンのパートを弾いてもらい、暗譜の練習させてもらいました。心情的にとても助かった!

Genuinからは、『あなたのCDが明日のラジオ番組で流れる』と嬉しい知らせが!Genuin,頑張ってくれてるんだな。。。

昨日はやたらに調子良くて、はしゃいでたジョラだったけど、今日、日曜日のリサイタルの為にピアニストと合わせしてるところで、カンティーネであったら、「合わせも僕自身も全然間に合ってない。」と青い顔してました。

それなのに、「敦子、合わせちょっと聴くか?」と言うので、喜んで聴こうとしたら、ピアノの四手やって、いつまでも遊んでる。。。「僕、演奏会でピアノ披露する〜。」とふざけまくってやめない。

「そんな事やってる暇あるの?ピアニストは世の中にいくらでも良いピアニスト居るんだから、あなたはチェロに集中しなさいよ!」とついつい心配して怒り、ピアニストに楽譜も渡してないカオスを見て、日本公演の心配にまで及んでしまって、「楽譜は私もコンピューターで助けられるから。」と口出しして、「敦子は関係ないんだから関わるな!」と冷たく嫌がられました。

最終的な音楽には深く共鳴し合えてるけど、本番への取り組みのペースは全く違うので、それで一緒に共演する時は毎回喧嘩しながらの準備になります。しかし、どこまでその喧嘩を楽しんでて、どこまで憤慨してるか、自分でもわからなくなるのですが。。。

ハラハラしてしまうから、彼の演奏会への準備の様子は見ないに限るかも。。。そういえば、昨年も、彼が大きなコンチェルトの準備をなかなか始めない事を心配して、『敦子に言われる筋ない!』と冷たく置いてきぼりにされたのでした。
これはやはり凄く嫌な気分になるから、応援だけして、口出しはやめよう。。。この前も妹のような存在と、相手の仕事に関わらないのが懸命、と話し合ったばかりだったのにな。

2012/05/09(水) 全部一緒に来る時
急に忙しくなってますが、やっと、ずっと気になってたGenuinからの連絡もあり、自分の心の方向性が決まって、今日は久々に5時半起きで、仕事前に自分の練習に集中できました。

すっごい久しぶりの早朝練習。やはり、誰にも会う前の、純粋なままの時間は集中力が違うかも。

早ければ、7月頭にデュオ曲のCD録音。だけど、シューベルトはこのままじゃ駄目だと感じてて、この日曜日にシューベルトリサイタルをやるジョラに
『あなたの演奏会の次の日(月曜)、M子とシューベルトの曲を見て欲しい。』と頼むと、
『丁度良い。月曜の午前中やろう。M子が月曜まで残れるよう、宿泊も予約したとこだ。』

そしたら、マルコ氏も、
「敦子、月曜の午前中にフルート協奏曲の合わせをやるぞ。」と重なってしまいました。マルコ氏に
「ピアニストも来てるので、合わせるのはフルート協奏曲を最初にしてもらえるか」と訊いたら心良く
「大丈夫」と言っていただけてホッ。

今日は長々とファゴットの入団試験、その後6時間計画の『ヘンゼルとグレーテル』オペラの舞台練習でした。
入団試験は、どうも、私はオケに上手くはまる人より、ソロか室内楽を共にやるのに魅力的な音楽をやる人を基準に見てしまうよう。
周りと意見がしばしば食い違います。

重なる時はすべての予定が一緒に来るもの。
だけど、そう言う時は特別にエネルギッシュになれる時でもあります。

2012/05/05(土) ベルリンの後
昨夜、ベルリンでデュオ・リサイタルでした。う〜ん、シューベルトは煮詰まってる。。。一度は『これ!』というのを掴んだのだけど、昨夜のは一貫するリズム感、集中力、に欠けてました。その場での全力で演奏したし、雰囲気も良かったし、ずっと深い集中すべく瞑想状態ではあったのですが。

昨夜はその後打ち上げに出ないわけにいかなく、ほとんど寝ないまま、今朝早朝列車でマグデブルグに帰って、朝オケでした。さすがに疲れが出て、左耳がゴーゴー鳴る嫌な風邪症状でてます。

マルコ氏が、「敦子、今年のコンチェルトのゲネプロコンサートを、5月15日にやるぞ。」と声をかけてくれ、26日はフルート・チェロ演奏会もあるし、しばらく違うプログラムに集中するのもまた嬉しいです。

デュオ旅行が続いた間、ずっと初夏の好天気でしたが、今日は崩れて雨。なんだかそれもかえって落ち着く気分です。

2012/05/03(木) ない時間からのインスピレーション
明日はベルリンでのリサイタル。曲はこなれた物ばかりだけど、やはり演奏会前日は自分のペースを大切にしたいものです。今日は朝晩オケの仕事が忙しい日で、合間の数時間は貴重でした。

そういう時に限って、ジョラが、
「敦子、一度うちに帰って、僕の親友の結婚式の為に楽譜をスキャンしてメールで送ってくれ。」と頼みごとを。。。
「私、今日時間ないのよ。勝手に家にあがってやってて。」
「僕、練習しなきゃいけなくて、時間ないんだよ。頼む!」
私の方が明日コンサートなのに、、と思いつつ寄り切られて、しかも「18時までに送ってくれ。」とか、注文が増える。。。

仕返しに、我々の関係をはっきりしてくれないジョラだけど、そのジョラの親友に対してのメールには、
『親愛込めて。ジョラ&敦子 より』みたいに、恋人同士のような書き方をして、(貴重な時間をさくのなら、このぐらいさせてもらうぞ!)と小さな仕返ししました。

だけど、その後、ジョラは物凄いテンションで大喜びで、私の仕事が終わるのも待ち構えてて、その後にも珍しく、はしゃいだ感謝メールを送ってくれました。彼の親友に彼女と思わせるのは嬉しかったみたい。。。

何が喜ばれ、何が否定されるのか、予想のつかない人。

だけど、彼の思いがけない高テンションは、私の明日のリサイタルにもインスピレーションをくれそうです。

2012/05/01(火) 晴天でのベルリン合わせ
一日、ベルリンで、4日のデュオ・リサイタルの為の合わせでした。
ジョラが、「僕もその日に合わせる。」と割り込んできて、勝手ばかり言う。。。

「だって、私達はその日がコンサート前の唯一の合わせよ。」と困ってましたが、同じ曲を繰り返してるうちに、新鮮なインスピレーションが湧かなくなってて、ジョラの合わせを聴く事も結局良い刺激になりました。

ジョラは乗りに乗ってて、結局一日中ジョラのペースになった感じですが。。。だけど、今一番欲しいのは
『芸術的刺激』であり、彼の天才性に触れることは必然だった、と思う事にします。

後は金曜日、良い集中が出来るよう、準備も心情も持って行きます!


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