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2010/09/10(金)
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【気になるニュース】
あなただけの色をその場で…万年筆のよさを知ってほしい 石丸治さん
「名刺を渡すと『こんな職業があるんですか』と驚かれますね」と柔和な表情で笑う。 セーラー万年筆が約4年前から全国のデパートや文具店で開いているイベント「インク工房」で、客の要望に応じてオリジナルのインクをその場でつくる。肩書は「ブレンダー」だ。
染料を混ぜ、青や緑から鮮やかな赤やピンクなど、あらゆる色に対応。「お客さんの要望はさまざま。 二つとして同じ色はない」そうだ。 ほとんどの場合、20〜30分で完成。50ミリリットルで2100円。 「年配の男性だけでなく若いお客さんも多い」という。
ほしい色をぴたりと説明できる人は少数派。 中には「小さいころ歩いた秋の山道で見た小さな花の色」という要望も。 想像力を働かせ、その花はリンドウではないかと考え色をつくったところ、「そう、これだ」との反応だった。
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