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2009/07/21(火)
いい買い物。
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本日届いた“DIANE BIRCH”の CDを紹介しよう(^・^)
その魅惑的な歌声はキャロル・キングやアレサ・フランクリンが例に挙げられ、エイミー・ワインハウス、リリー・アレン、アデルといったUK流ニュー・ソウルに対する評価を各メディアから受けている、注目のシンガーソングライターである。
幼少の頃から牧師の厳格な父と共に世界各地を転々していたダイアン・バーチは、スズキ・メソッド(耳から学ぶ方法)によりピアノを学習するものの、当時はクラシック、オペラ、賛美歌しか聴いたことがなかったという。 その時点で平均的なアメリカのティーンエイジャーに比べるとかなりの異端児であった彼女だが、13歳の時アメリカに帰宅してから、友人を通じて耳にしたアメリカのラジオ局でかかっている音楽やMTVで50年にわたるポップミュージックが、彼女の生活を一転させた。
聴いたもの全てを演奏する能力に加え、様々なスタイルでアレンジ・即興できる天賦の才を持つピアニストであった彼女は、映画音楽の作曲家を目指しロサンゼルスに移住することになる。
友人の薦めで歌のレッスンも始め、昼は高級ホテルでスタンダード・ナンバーを、夜は自作曲をバーでプレイする生活が始まったが、評判は瞬く間に広がりロンドンでパブリッシング契約を獲得。
レコーディングに約1年かけ完成したアルバム『バイブル・ベルト』にはラインリズム、ゴスペル、ロック、ポップ・カントリーなど、50年分のアメリカ音楽のポートレートというべきバイブル的作品に仕上がっていた。
アルバム制作にはバーチの才能に魅せられ、グラミー賞受賞の最強プロデューサー、スティーヴ・グリーンバーグらが参加し、レコーディング・アーティストにベティ・ライト、ザ・ルーツ、ザ・ミーターズのメンバー他数々のベテラン陣も結集するという、極めて異例な状況であった。
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