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2008/03/06(木)
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【気になるニュース】
8歳のヘレン・ケラー…家庭教師との写真発見
米ニューイングランド歴史家系学協会は5日、視力、聴力を失い、話すこともできない三重苦の障害を克服したことで知られる社会福祉事業家のヘレン・ケラー(1880―1968年)が8歳のときに女性家庭教師のアン・サリバンとともに写った写真が見つかったと発表した。
写真は屋外でいすにすわり、人形を抱いたケラーの側にサリバンが寄り添い、指で手のひらに手話の文字を書いて教えているところとみられる。 モノクロだが保存状態がよく、2人の表情などもはっきりわかり、「ヘレン・ケラーの生涯を振り返る上で重要な写真の一つ」という。
写真は1888年7月、マサチューセッツ州ケープコッドで、ケラーと家族が交流のあったスペンサー家の別荘に招待された時に撮られたものという。
スペンサー家のアルバムに張られたまま忘れられていたが、このほど同家から同協会にアルバムなどの資料が寄贈された際に見つかり、専門家がケラーとサリバンの写真であると確認した。
ケラーが最初に覚えた手話の単語が「DOLL(人形)」といわれ、ケラーの教育上、人形が重要な役目を果たしたとされる。ケラーが人形と一緒に写った写真としては今回見つかったものが最初期とみられるという。
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