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2006/08/28(月)
推定少女
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桜庭一樹の小説の二個目推定少女。
正直男の、それも20も超えた私には少々分かりがたい作品でした。 登場人物の「水前寺千晴(男)」には多少共感は出来ますが、
後半に進むに連れてうやむや感満載、 どこからどこまでが主人公「巣籠カナ」の妄想で、 どこからどこまでが、もう一人の主人公「白雪」の影響なのか計りかねました。
思春期の女性に迫るセクシャル性とスピリチュアル性の問題、 ないがしろにされつつある「子ども」のちから、
あらゆる意味で砂糖菓子とは違った作品です。 高野音彦がイラストなので目の保養には事欠きませんが、 このレビュー(?)を見て素と思ってる。特に男子、気を付けましょう。 このライトノベルの見開きカラーは女性のマッパです。 裏は裏で主人公「カナ」の前開きブラウス姿です。 店員に変な目で見られても泣かないで下さい。
まぁそれでも千晴が実に良い性格でカナ×千晴ネタの小説が一個行けるかも?みたいな。
砂糖菓子と推定どっちを先に読もうかと思っているなら、 両方読むつもりなら推定から、どっちか片方で、面白ければもう片方も〜と言う方なら砂糖菓子からをお薦めします。
次は赤×ピンクだ〜
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