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2007/03/03(土)
【インプレ】キリン 復刻ラガー＜明治＞
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キリンが創立１００周年を記念して、昨年１２月６日に限定発売した明治版のラガービールです。このほかにも大正版のラガーも発売されています。昭和版のラガーはもちろんクラシックラガーで、平成版は今のラガービールにつながります。キリンはこの後１００周年目のビールとして「キリン・ザ・ゴールド」を３月２０日に発売する予定になっていて、この明治・大正版のラガーの発売は、いわばゴールドを出すための布石になっていると思われます。
なお、復刻ラガーは以前にも発売されたことがあり、この後にクラシックラガーを発売するきっかけとなりました。
さて、明治版の復刻ラガーですが、飲んでみるとクラシックラガーにはない酸味が際だつビールです。何というか、期限が過ぎて発酵し出したチーズを薄めたような味わい。それでも、破綻した味にならないところがやっぱりビールかな、と思います。苦さは中くらいと感じます。コクは思ったよりは薄目でその分キレのある喉ごしが魅力的です。スーパードライによく似た系統ですが、スーパードライよりは「味」が出ているので、単なる淡麗ビールには満足できない人に合うビールだと思います。
味わい： 淡麗 ■■□□□ 濃厚
喉ごし： 爽やか ■■□□□ まろやか
苦み ： 少ない ■■■□□ 苦い
コク ： 淡泊 ■■■□□ 重厚
クセ ： 素直 ■□□□□ 独特
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