ひとりあるき
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2006/10/19(木) ワープラナリア
ワープラナリアは、人間プラナリアのことです。
人間のように知性はあるのですが、生態はほとんどプラナリアです。
プラナリアの特色のとおり、分裂すると、それぞれの破片から、またワープラナリアへと成長します。
分裂しても、死なないどころか、増えてしまうのです。

しかし、人間のように知性のある生き物が、分裂して増殖した時、いったいどの部分のパーツが主体なのかがわかりません。
あなたが、もし分裂してもそれぞれが成長して、あなたになるのなら、主体はいったいだれなのでしょうか?

2006/10/18(水) 白鯨
大海原を、突然おおきな白鯨が背中をおおきくそりながら跳ね上がる。
輝く三日月を背に、その時、幻想的なシンボルへと変わりました。

ぼくは、自閉傾向という脳障害をもち、その後遺症として、大人になってから、重度の統合失調症という病気をわずらいました。自閉傾向を上回る、この苦しい病気にたちむわかなければなりませんでした。
はじめは、自分の気力、体力で病気を治癒したいというきぼう、頻発する妄想などで、薬を拒みつづけ、症状を悪化させてしまいました。
統合失調とは、幻覚や幻聴などさまざまな症状をもつ、精神障害です。
こわれてしまった自分を、たくさんの人たちに助けていただき、そして迷惑をかけました。

おどろくかもしれませんが、幻覚、幻聴のなかにも、ぼくを助けてくれるものもありました。
それが、この白鯨です。
月をシンボルにした神様で、あらゆる恐怖の幻覚、幻聴に悩まされたときに、白鯨を呼ぶと、かならず現れ、一時的にでも、その恐怖の幻覚、幻聴を追い払ってくれたのです。
こばみつづけた服薬を最終的に、ぼくの心に説得させ、薬を飲ことを決めたのも、白鯨の助言のおかげなのです。
薬を飲むようになり、ゆっくりとですが、統合失調の症状は和らぎ、もう、白鯨に会うことはできません。
自分を守護してくださる存在というのは、自分にわかりやすい形のシンボルとなり、助けていただけるのかもしれません。

白鯨は、ぼくには、思いいれの深いシンボルなのです。

2006/10/17(火) ブロンズのガブリエル像
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教などで、ひじょうに重要な位置をしめる、大天使ガブリエルのブロンズ像。
でも、ここは、地球とはとても離れた異国の星。
そんな、離れた星で、さらなる他の宗教でも、ガブリエル様が信仰されていたら、とても不思議だとおもいませんか?
人間界だけでなく、他の民族にも、なぜか共通の魅力をもつ不思議な力。
男女問わず、中性的な魅力のある、大天使様です。

2006/10/15(日) 虹色の石ヶ原
ヌーとボーは、今日も、この七色に光る石がたくさんころがっている、虹色の石ヶ原へきています。もう、一時間は、こうしてぼーっと、二人で会話もせづにたっています。この星では、日ののぼる自転が、地球の3倍ありますから、地球で言えば、約3時間、こうしてたっていることになります。
それだけ、二人には、この七色の石が美しくみえるのでしょう・・・。

2006/10/14(土) ラルフ
月夜の晩に、狼が遠吠えをするように、ラルフは、体中のエネルギーを使って、光の遠吠えをします。
ラルフの住む森の夜空には、サーチライトで照らされたような、いくつもの光の筋が夜空を照らします。

2006/10/13(金) ガラスのモアイ
ガラスでできた、モアイがたたずむ島。
いったい、だれが何のためにたてたのか、なぞにつつまれた島です。

「ひとりあるき」のシリーズ、
本当に、ぼくのひとりあるきという感じがして、わくわくします。
だんだん、病み付きになりそうです。

もし、みてくださる方も、それぞれで、ひとりあるきしてみてください。

2006/10/12(木) ダンダンの滝
この白い泉の群れは、
マリモ惑星からしたたる流水の石灰成分の囲いでつくられた、泉です。
泉は、何年にもわたり、石灰成分でつくられた、囲いの堤防を崩しては、広がっていきます。
この泉の水でのどを潤おすと、精神がいやされるといいます。

2006/10/11(水) 新芽の時
バブア部族のカタクテュが、新芽の時をむかえました。
バブア族は、種からかえり、子供のころは、人間の子供と同じように、はしゃいで、おどって、旅にでます。
さまざまな冒険をへて、たどり着いた自分の安住の地を見つけると、頭の上から、新芽が生え始め、手足は大地に根付きはじめます。
そして、それからは、植物として、生きながらえます。
やがて、新しい種子をとばし、その種子がまた子供のように、世界をめぐりめぐるのです。


最近、友達と飲み屋へいき、おしゃべりをしました。
その子も、クリエーティブな人でした。
「自由人って、いいなっていわれるんだよね〜。好きに生きて・・・」
確かに、好きかってに生きています。でも、その好きは、自分に本当に正直に生きているからだと思います。
鎧を身につけづ、裸のままで、生きているのです。
自分が自由人では無いと思う方がいらして、自由人は好き勝手でうらやましいと思うのなら、こういいたい。
たとえば、ぼくなんか、絵を描きます。食っていけているのか、いけていないのかわからない状態なのに、どうしても、やめられないのです。自由意志とでもいうのか・・。
正直に絵を描きつづけ、ほめられたり、けなされたり・・。
だれのせいにもできません。
自分は、これがいい物だと、正直に自分をさらけ出すのです。
果たして、自由に生きていかず、鎧にまとった人と、自由に生きて、裸のままの人と、どちらが、傷つき、苦しい人生なのでしょうか・・。
もっと、鎧をまとい、うまい生き方ができればいいなと、たまには思います。
でも、ぼくは根っからの、自由人です。
ぼくは、この先も、このまま突き進めていけたらいいなと思うこのごろです。

2006/10/10(火) みなものまち
今日の絵は、「みなものまち」です。
建物すべてが、森のように水面から水をすいあげていきます。
けして、水を汚すことなく、エネルギーにかえている、理想的な街です。
養分がたっぷりの、この水からエナジーをいただく、この街の住人たち。
どこか、遠く離れた惑星には、そんな繁茂した街があるのかもしれません。

2006/10/09(月) 紫の龍道
ぼくの絵にも、いろいろあって、それは仕事によったり、その時のインスピレーションによったりで、こくこくとかわります。
ペンや色鉛筆を使ってみたり、3DのCGで作ってみたり、挿絵だったり、動画だったり・・。

でも、ここ「ひとりあるき」のページでは、「休息のひとりあるき」で描いた時のような、ぼくがあの時、自分がつかれはて、自分にいやしを求めて描いていた時のような世界を表現していこうと思っています。

ぼくが、「休息のひとりあるき」を描いたとき、その絵に共感してくださり、そしていやされたとぼくに言ってくれた方達がいてくださり、うれしかったのです。

「ひとりあるき」では、そう、ぼくは自閉傾向という病気であるため、人とのコミュニケーションや共感に、若干支障があります。人々の集う中で、自分も仲間に入っているようでいて、いつもひとりあるきをしているかのように。コミュニケーションに薄いもやのような、フィルターがかかっているかのようです。
そのようなぼくが、どうせひとりあるきするなら、その時の自分なりに美しいと思った世界を切り取って、みんなに見せちゃおう。という企画でもあります。

ぼくの、頭の中のイメージはとても美しいので神がくださるものとしてとらえています。でもまだまだ未熟なぼくの絵の技術ではとても描ききれません。

宇宙は、とてつもなく広く、そして完璧な美しさをもっています。人々のたどり着くことのできない、おそらく人間には、見ることが許されない、美しい世界が、この宇宙には存在していると思います。人間社会とかかわりの無い、この美しい世界は、一体何のためにあるのでしょうか・・?
無意味でも、そのような、世界を少しでも頭の中で想像して描ききれたら、なぜかうれしいのです。

これからも、すこしづつ絵を更新していきますので、末永く宜しくおねがいいたします。


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