|
2006/10/23(月)
眠る女王
|
|
|
はるかなるかなたの惑星「ミューン」は、最後の時を迎えていた。 ミューンにも、高度な文明が栄え、繁栄していたが、惑星のエネルギーがつき、文明は滅びようとしていた。 もうこのミューンの再生は不可能と判断した人々は、最後の望みをかけて、ミューンの女王ルー様を、眠りのカプセルにたくし、別の惑星へと向かわせることにした。 天文学者達の懸命な会議のもと、「ミューン」に一番環境の近い、「地球」という惑星へ眠りのカプセルを送ることに決まった。 女王ルーは、民を置いて自分だけが、この地から逃れることをこばみつづけたが、ミューンの民たちの最後の願いを聞き入れることとなった。 眠りのカプセルは、女王ルーを乗せ、女王ルーは、長い眠りへとついた。 そして、宇宙へと飛び立った。 ミューンの民たちの最後の希望を載せて。
何年か後に「地球」へと到達するはずの、眠りのカプセル。 しかし、地球の文明は彼女を受け入れることができるのでしょうか?
|
|
|
|