|
2006/12/04(月)
もちろん一人です
|
|
|
都内でも一番の冷え込みになりましたが、ようやくようやく渋谷まで出ることができました。ホントは先月にでも行きたかったんですがね。というか、最初は上野のダリとアキバにも行くつもりだったんですが、カタロムの発売を待ってると映画が終わってしまうので今日は渋谷だけ。来週は上野〜アキバコースです。
今日の目的は美術館と映画。先に行ったのは「スーパーエッシャー展」。平日にもかかわらず、結構混んでました。 作品としては版画がほとんど。習作のスケッチが少し。 奇抜な発想が面白い。版画独特のコントラストが目を引きました。騙し絵という現実にはありえない世界は、一見写実画のように細かく、しかし正確ではないという矛盾の上にあります。誇張、矛盾、コントラスト……エッシャーが見た、そして描いた世界は楽しかったです。
映画は「エコール」を見てきました。普段、私は映画をあまり見る人間ではないのですが、サイトを見たときにその世界観に惹かれました。元々こういったファンタジーが好きなんですよ。(「ファンタジー」ってこういう作品のことを言うんじゃないかって思うのですよ) 原題は「INNOCENCE(イノセンス)」。社会から断絶された「学校(?)」の中で暮らす無垢な少女たちの話です。多分、見る人を選ぶ映画です。あと、男性が見るか女性が見るかで受け取る印象がだいぶ違うのではないかと思います。 感想としては、「もったいねぇ」。世界観は好きなんですよ。ただ、こういう雰囲気で進めるならできるだけ現実感を排除して欲しかった。が、それを言うと作り手が描きたかったものを根本から否定することになる。だから「良い悪い」じゃなくて、単にアタシの「好み」の話になるのだが……幻想の世界において現実ってのは異物なんだなぁ……この映画を見て思ったのは、そもそも「人間」っていうものは幻想と現実のどちらに属してるものなのだろうか?
さて、ようやく4コマ更新です。ま〜た3ヶ月以上ほったらかしでした。すいません。コミケ前にもう一回くらい更新したいです。(希望)
ねこさんから冬コミ新刊(自宅発送分)が届きました。オフセットはこれで9冊目。いつも言ってますが、届いた本をチェックする作業がいつまで経っても慣れません。 入稿時に言われてましたが、やっぱりノンブル(ページ番号)が切れました。今までノンブルは隠しだったんですが、最近ページ数が増えてきたので隠しノンブルをやめました。印刷所にも不評って言われますしね。で、その結果切れてりゃ意味ねぇ〜……まぁ、漫画自体に影響はないですし、もちろんページミスも無かったのでスルーしておいてください。
|
|
|