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2006/06/16(金)
新人研修(有り難いお話)
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今日から三日間都内某所で新人研修。20歳以下か、入段3年以内の棋士に、話し方教室やら、社会人マナー、書道、碁盤碁石の基礎知識、棋院の歴史、囲碁の歴史、からテーブルマナーまでetc.以前も新入段者に研修をした事はありますが、こんな本格的な事は初めて!何と言っても今日の一番は、張名人のお話し。聞き手万波女流棋聖で話を進めましたが、若手棋士の「韓国や中国の様に、棋士の研究の場を増えるといい。出来れば日本棋院で」という話に、「確かに棋院でそういう場が出来ればいい方向だと思うが、それ以前に自分達でやるべき事はある。勉強量、力が足りなければ、もっと努力する。研究会を自分達で組織する。結局自分が力を付けなければ」(僕の解釈なので、張名人の意思と違ったらごめんなさい)とのトップ棋士としての厳しい(しかしこれが本当の暖かさでは)心構え。打ち合わせなんかいらない、トップの有り難いお話でした。僕の出来る事は棋院の理事として、ネットで、若手の対局の場を増やす努力をしていく事なので、それを頑張ります。
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