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2006/05/16(火)
囲碁界とプロ棋士4
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前回は本因坊戦創設のころまでのお話でした。今年で本因坊戦は61期を数え、現在弟弟子の高尾本因坊が防衛戦の最中です。国内棋戦は、棋聖戦、名人戦、本因坊戦、の三大タイトル、十段戦、天元戦、王座戦、碁聖戦、等の棋戦があり、この他にも、世界戦、早碁や、女流だけの棋戦、若手だけの棋戦もあります。ここ数年(10年くらい前かな)は世界戦が今まで以上に重要視される様に(昔は日本一イコール世界一だったので、条件面の悪い世界戦より国内棋戦が優先される雰囲気があった)なり、タイトルホルダーも積極的に参加する様になりました。活躍している棋士にとってはスケジュールが厳しくなり、今後、中国の経済発展に伴い、中国企業がスポンサーの国際戦が増えれば、日程調整が困難になる事態も起きそうです。しかし、プロの活躍の場が増える事は有難い事ですね。
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