新宿こども囲碁教室-日記
主宰者:藤沢一就による日記です。
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2006年5月
前の月 次の月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
最新の絵日記ダイジェスト
2012/09/25 第5週の為お休み
2012/08/04 8月の土日
2012/07/28 明日は教室あります
2012/07/27 有段者特訓
2012/07/25 夏休み特訓コース開始

直接移動: 20129 8 7 6 4 3 2 1 月  201112 11 10 9 7 6 5 4 3 1 月  201012 11 10 8 7 6 5 4 3 1 月  200912 11 10 9 8 7 6 3 2 1 月  200812 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200712 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200612 11 10 9 8 7 6 5 4 3 月 

2006/05/27(土) 世界アマ2
昨晩は選手と三面打ちで交流。ドイツの役員、スロベニア、ルクセンブルグ、の選手と楽しいひと時を過ごしました。今晩は前夜祭。ハウステンボスの会長とは、囲碁、将棋の棋士がいく、新宿の店の話題で盛り上がりました。花火も綺麗でした!

2006/05/26(金) 世界アマ選手権
28日から始まる世界アマに合わせて開かれる国際囲碁連盟の理事会と総会出席の為佐世保のハウステンボスへ。今回の理事会の中心の話題は、マインドスポーツオリンピック!海外では、チェスやブリッジ等、頭のスポーツとしてIOC(国際オリンピック委員会)に認可されています。以前から、ブリッジ協会の会長が(フランスの方)、囲碁も含めたマインドスポーツオリンピックを開催したいとの意向をもっており、現在四団体で2008年の開催を目指しています。オリンピックの名称を使うのは中々難しそうですが、実績を積んでIOCに認められば可能性はあるので、まず第一回に向けて準備中です。

2006/05/21(日) 級位者大会
今日は教室で級位者大会を開催しました。教室外からの参加者、普段あまり打つ事のない、土曜教室の子との対戦、こども達に楽しんで貰えた様です。初めて教室で打つ子の場合、教室や大会によってランクが違う事が多いので、級を変更して貰うことが多いのですが、こどもによって、厳しくても級が上の方がいい子と、手堅く下の級の方がいい子に分かれて面白いですね。

2006/05/16(火) 囲碁界とプロ棋士4
前回は本因坊戦創設のころまでのお話でした。今年で本因坊戦は61期を数え、現在弟弟子の高尾本因坊が防衛戦の最中です。国内棋戦は、棋聖戦、名人戦、本因坊戦、の三大タイトル、十段戦、天元戦、王座戦、碁聖戦、等の棋戦があり、この他にも、世界戦、早碁や、女流だけの棋戦、若手だけの棋戦もあります。ここ数年(10年くらい前かな)は世界戦が今まで以上に重要視される様に(昔は日本一イコール世界一だったので、条件面の悪い世界戦より国内棋戦が優先される雰囲気があった)なり、タイトルホルダーも積極的に参加する様になりました。活躍している棋士にとってはスケジュールが厳しくなり、今後、中国の経済発展に伴い、中国企業がスポンサーの国際戦が増えれば、日程調整が困難になる事態も起きそうです。しかし、プロの活躍の場が増える事は有難い事ですね。

2006/05/14(日) 秀行研究会
毎月第2、3日曜日は秀行研究会。院生(プロを目指すこども達の研修機関)対局を終えたこども達が集まり、当日打った碁を講評してもらいます。引退して大分経ちますが、自宅で行う秀行研究会には、今でも関西から棋士が自分の打ち碁を見てもらう為にやって来ます。教室生から院生になっているこども達に早く強くなってもらう為、一度だけという事でお願いしたのですが、一生懸命勉強するこども達を教えるのは好きなので、その後も継続して来てくれています。プロななるには最終的には、自分の努力、力が全てですが、自分に無い感性に触れる事は必ずプラスになります。勿論真似する必要はなく、自分の中で消化して、自分の力にしなくては意味ありませんが。

2006/05/07(日) BS2特番
昨日BS12時10分〜の特番を御覧になられたでしょうか。囲碁の起源から、正倉院の碁盤、家康、本因坊、碁所、等々、最近日記で書いた事が大体網羅されていました。見逃した方はどなたか録画された方に借りて見る価値があると思います。先日の教室大会を撮る為に、当日デジカメを購入しましたが、HPにアップする技術がまだなので、暫くお待ち下さい。今後は特訓コースや合宿の模様も載せたいと思います。

2006/05/05(金) 大会
今日は教室生五人一組の団体戦。約60名が参加ですが、欠席等で空いたところには保護者の方に入っていただき無事終了。全勝賞二人はkさん、mさんの二人。4勝1敗は15人。予定時間オーバーしましたが、5歳の子も最後まで楽んでいました。運営していただいた保護者の方々有難う御座いました。今日の大会をD大、地方M大の先生が見学にみえました。保護者の方々の協力が不可欠ですが、大会は定期的に行ないたいと思いますので宜しくお願いします。

2006/05/04(木) GW特訓
昨日、今日と、院生のみの特訓リーグ戦。昨日は院生4+プロ1名、今日は院生5+プロ2名で1時〜6時まで。棋力が離れたメンバーでリーグ戦を行う時はハンデを通常より少なめに設定しますが、昨日はNさん、今日はR君が少なめのハンデにも関わらず優勝。院生でもその力を出す様に!上位者はもっと修行を!明日は教室生の団体戦。父兄の方が幹事で進めてくれていて、60名参加予定。

2006/05/03(水) 囲碁界とプロ棋士3
前回は棋院創立までの話しでした。当初は今の様に棋戦がなく、大手合という、昇段の為の対局がメインでした。当時は今よりも段位の権威があり、この対局に心血を注いでいました。因みにこの制度で初めて九段になったのは、藤澤朋斎(庫之介、故人)九段で僕のいとこにあたりますが、父方(藤澤秀行)の家系が豪快なので、いとことはいえ、僕よりも50歳くらい上でした。現在、現役に親族の九段がいますが、知っている方は相当なマニアです。話しがそれましたが、今の様なタイトル戦は本因坊戦が最初で、本因坊家の最後の当主、秀哉名人から名跡を譲り受けて実現しました。この時行なわれた引退碁の模様は川端康成の「名人」に詳しく書かれて(当時、観戦記は作家、しかも大物の方が書いていました)います。またまた余談ですが、先日上海に依田碁聖と行った時に、ホテルのラウンジで歌っていたアメリカ人の歌手に囲碁のプロだと言ったら、片言の日本語で「自分は川端のファンで名人を読んだから、知っている」と言われ驚いた事がありました。


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.