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2006/04/16(日)
囲碁界とプロ棋士1
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ヒカルの碁以前は、大抵、父親か祖父母が囲碁が打てて、子や孫に教えるのがよくあるケースでしたが、ヒカルの碁以降は、1、本人が覚えたくて友達に教わる。2、囲碁教室や児童館で教わる。3、学校で覚える。方が圧倒的に多く、囲碁を知らない、若しくはこどもが始めてから覚えた、保護者が多くなりました。覚えるキッカケが多様化するのはいい事ですが、保護者の方々から、囲碁界について質問を受ける事が多いので、日記に囲碁について、少々書いてみたいと思います。まず、囲碁の発祥についてですが、三千年、四千年前、とも言われていますが、確かな事は分かりません。ただ、三国志演義に関羽が碁を打つ話が出てきますし、僕は読んだ事が無いのですが、孔子の話にも囲碁が出てくるという事を聞きましたので、大雑把ですが2〜3千年前ではないかと思います。大陸から日本に入って来た時期も定かではありませんが、正倉院(聖武天皇の御物を収めた)に昨年の正倉院展で十数年振りに公開された、杢画紫檀の局(記憶を頼りに書いているので字が違うかもしれません)という有名な碁盤があります。碁石は象牙に彫り細工をしたもの、瑪瑙、があります。正倉院は確か8世紀。それ以前に盛んになっていた事と思われます。そういえば、古事記に出てくるオノゴロ島にも碁の字が使われていましたね。
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