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2023/05/22(月)
文字数制限史上最大真面目日記
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幹部交代の時の日記どんなやったかなと過去を見返している未来の後輩のためにも僕がパート長として考えてきたことを少し書くこととします。まあ、大した事は考えずに集合とか9割方グダグダになってましたが。。
後輩の皆さんに受け継いで欲しいとも思ってませんが、どんな事を考えてたのか形だけじゃなく想いとかもしっかり残しておく必要はあるはず。
まず僕がパート長として陸上をしていたチームの背景紹介から。
僕がメニューを考えるようになったのは2回丹後〜4回生の5月でした。岡田さんが留学に行く関係で、パート長が三宅さんに変更になるタイミングにパート長補佐的ポジションでメニューの方針決めに携わるようになりました。傀儡政権とも見られがちですが、三宅さんもパートの事を考えていてやってくれてたので助かりました。ドトールで方針話し合った時は今後の見通しの厳しさに絶望しながらも有意義な時間を過ごせました。あの時僕がパート長になってたら大分しんどい思いをしていたはずなんで、有難かったです。
まずは男子のメニュー。 自分が2回生の丹後終了時は、佐久間さんや平井さん、田上さんの引退の時期でありロングパートの戦力としては大幅ダウンが避けられない状況でした。
正直「来年の丹後はシード権獲得を目標にすら立てられないな」とも感じていました。
そこで覚えている人いるか分からないけど春のニ部練時のパートミーティングで「まず5000頑張ろう!」と言いました。
その発言の根底はこんな感じです(↓)
・過去を含めて10000のタイムの割に5000のタイムが出なさすぎていた事 ⇒5000のタイムが向上しないと10000でもすぐ頭打ちになるはず。「自信」と言った面でも5000は必要!? ・駅伝の主戦力の方々の引退があり、丁度世代交代となる年だった事
ガラッと何かを変えた訳でも無いですけど、メニューを立てる際に従来より若干スピード練(Rペースとか)多めにしていました。
メニューのことをもう少し書くと、1週間強に1回は記録会含めてIペース相当のことをすれば良いと思っています。 後は、最後まで皆でペース刻む練習も良きですけど、バチバチで競り合う練習も入れなあかんなと思ってました。
チーム内競争という意味では今の2回生がギラギラした状態で入ってきてくれたのも非常に有難かったです。というより今年の関カレも彼らが新しい風を吹かせてくれたお陰です。これは走力的な意味ではなく、チームの雰囲気的な意味でね。
次に女子のメニュー。
男子のメニューは自分の肌感覚とかもあるんでイメージしやすいですけれど、ペースが違う分難しかったですね。見て何か分かるような目も肥えてませんし、これで良いのかなと思いながら聞きながら悩みながらでした。
その中で感じたことは「男子のメニューを本数減らすのってどうなん??」ということです。高校の時とか、男子が1000×5、女子が1000×3とかよくありましたが、それがピンと来なかったです。
ペースが大きく違う場合は、距離ではなく疾走時間で考えないと練習意図もズレてきてしまうと思ってます。ので、1000m×5(Iペース)とかの時は、800m×5(Iペース)という具合にしていました。 あとは、男子のぺーランの時に女子のインターバルをすれば皆で練習出来ていい感じじゃね!?とも考えていましたが、なかなか出来ず。人が少なかったら中々難しいと思うので長期休みがチャンスです。
あと、関女は直ぐにやってきます。 年間の練習計画も新チーム始動時に話し合うべきなのかもねと。
ここからは気持ちの面。僕も全然できなかったので僕が思う理想論として考えて貰えたら。
世の中には色んなメニューがあります。そして全員にピッタリ合うメニューなんてもんはありません。今までメニューについて長々と書きましたが、そんな事はどうでも良いです。大きく変なことしなければメニューなんて極論なんでも良いんですよね。
では何が大事か。
僕は「信じて納得して練習する事」だと思います。
どんなに良いメニューでもメニューをする本人が「これ意味あるんかな」と疑問持ちながら練習していても効果はありません。
それぞれが思うように練習してもらうのも手ではあると思います。が、その方法は折角部活に所属して練習相手がいる状況の利を消してしまうことにもなります。
・結果を出す ・それぞれの人に話を聞きまくる
の2つが出来ていれば信じられるのではと思います。
パート長は自分の結果でも証明する必要もあるし、いっぱい話を聞いて何が必要か聞いてください。その問題を自分が解決しようとまでは思わなくて良いはずです。みんな大学生ですから。
考えがある人はどんどん突き進ませたら良きかと。オーバーワークには注意してあげてやけど!
いつか平尾くんが言ってた「ポイントの日にして、メニューは各自に任せる日を作る」ってのも良いと思います!(全然入れられんくてごめん。。)それぞれが考えていることとかやりたい練習とか分かりそうですね。
最後に、これからのパート長へ(?)
パート長の評価(?)は別に何人ベストが出たとかでは無く、どれだけパートが生き生きと部活出来たか。やと思います。
それが結果に繋がれば良いだけで。チーム状況によってタイムは色々あると思いますけど、未来のパート長達は自分が楽しむことを忘れずに頑張ってね。
僕も今回は大層に書きましたが、普段こんなことを大真面目に考えて走ってません。ぽけーっと生きて部活が楽しくなってしまったので部活に行ってます。
神大ロングパートの人達は優しいので、何か頑張ってたら人は着いてくるんじゃないですかね。気負わずに1年間頑張ってくださいな。
神戸大学体育会陸上競技部に幸あれ
新72回 パート長 佐々木太一
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