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2023/11/19(日)
きっと最後は大団円
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わずか一日でこんなにも気持ちが変わるものか、と達成感に酔いしれています。1区を走りました篠原です。
まずは、冷静に。昨日は応援に駆けつけてくださった皆様、補助員をしてくださった皆様、学連員で大会の運営に尽力してくださった皆様、加えて、今日も朝早くから神戸マラソンの補助員に行ってくださってる皆様、本当にありがとうございます。
皆さんのおかげで無事、神戸大学として8区間を走り切り、チームのみんなで笑い合えました。特に今年はコースの変更もあって、応援がしやすくなったり、ゴール後にきてくれたみんなと交流できる機会があったので、走った側としてはとてもいい時間を過ごすことができました。 文面だけでは不十分ですが、こんな些細な日記で感謝を述べさせてください。ありがとうございました。
さて、ということで、ここまで一緒に練習してきた駅伝チーム、本当におめでとう、そしてありがとう!!
率直に最高の気分です。 神戸大学として、目標のシード権どころか、国公立1位となる全体8位の結果で終われるとは! 正直、ここまで行けるとは思ってもみなかったです!大興奮
興奮しすぎて、水内がゴールした時、真っ先に水内に抱きつきにいっちゃいました。でもやっぱり駅伝主将のゴールでのガッツポーズは映えますね。水内は一生あの写真をLINEのトプ画にしてください。
少し自分の振り返りもします。
1区。僕としては4年連続の丹後駅伝。これまで3区→4区→2区ということで前半区間のコンプリートとなる今大会の1区でした。大幅な区間変更のもと、区間ぎめの時もあまり他の案もなく、篠原1区が決まりました。目標はシード権の10位に貢献する、区間一桁でかどに襷を渡すこと。
分かってはいたけど、いざ本番が近づくとめちゃくちゃ緊張してました。
前日の区間エントリー発表。 開いてみると、他大学のエース級の選手たちが1区にエントリーしてました。10000の記録で言えば1分以上差がある選手が10人程度。PBの順番で並べれば15位くらいじゃね!?って感じでポーカーフェイスしながらも内心めちゃめちゃ焦ってました。
どう走るべき?
前半せめて耐える?でも、京阪神の5000の感じ、攻めすぎると落ちるところまで落ちていきそう。
抑えて入って、後からあげる?でも、エントリー的に集団はスローペースにはならない。一人でタイムで推していくのはあまりにもリスキー。
て感じで、寝る直前まで結構真剣に考え込んでました。
こういう時一番良くないのは何も決めずにスタートを迎えること。ワンピースの中でガープ中将も言ってました。
「迷う奴ぁ!!弱い!!」
ということで布団に入って、目を瞑りながら考える。自分の役割は1区として後続に可能性を残すこと。ならば区間順位云々よりもシード権までどれくらいの秒数で持って来れるか。
てことはタイム意識で自分が最大限出し切れるタイムで走れば後悔は残らないだろう。
プラス当日は強風予報だったので、最悪でも一人は風除けがあった方がいい。ということは一人で押していくよりも多少自分の思い描くペースじゃなくても誰かの後ろを引っ付き虫したほうが楽に後半まで進めるかな。
結果、全くテレビに映ることなく、皆さんには何の状況も伝わらない走りになりました笑
ラップタイム(心拍数)はこんな感じでした。
1km 2'54 2km 2'57 3km 3'07 4km 3'15 5km 3'08 6km 3'15 7km 3'12 8km 3'14 9km 3'12 9.9km 2'46
予想通りのハイペース展開。最初はとにかく「落ち着け、自分」と思いながら最後尾を追随。 途中から3'10くらいの集団が上手いことできてくれたので、寄生虫のように放送大、龍谷、佛教に前を引かせつつ、先頭集団から落ちてきた人たちを抜いていく、理想の展開。
あとはラスト500で目に見えている神戸学院まで一気に抜いて第一中継所へ。
前の集団に何人いてるかなんて確認してないので、自分が何位でゴールしたのか分からずまあ12位か13位くらいかなと思ったら、10位!!
格上の9人の次ということで流石にテンション上がって、中継所でめっちゃはしゃいじゃいました。恥ずかしい・・・
とはいえ、本当に自分としては予想通りの展開に、実力者がハイペースで突っ込んでくれたこともあって、120点のレースができました。
結果 今年の神大は1区から8区まで一度もシード権を譲ることなく、ゴール。 後半の若江さん、のりの好走もあって、白襷にお世話になることもなく、一部校として正真正銘の強い神大を見せることができました^^
自分たちの代がでしゃばりすぎかもしれませんが、去年からチームのメンバーが変わってないことを考えると、佐々木政権と水内政権のタッグで掴み取ったシード権ではないでしょうか!
佐々木の蒔いた種を水内が水をやり、ついに小さな花が咲いた。そんな感じがします。
それにしても水内の洞察力からくる傭兵術は特筆すべき点でしたね。さすがですキャプテン。
ということで、神戸に帰って飲んだお酒は今年の5月に匹敵する美味しさで。
ささやかに行われた振り返りは最高に盛り上がり。
猛者たちで5時まで開かれた歌唱大会は落ち着きを見せることなく、最後までハイテンションで突っ走りました。
最高に楽しくて幸せな夜でした。ああ、昨日に戻りたい。。。
これで、僕の陸上の最後のシーズンが終わりました。
最後にして、最高のシーズンを過ごすことができました。引き際としてはこれ以上ないタイミング。
早くもとてつもない喪失感に苛まれているなうですが、お別れの時はいつか必ず来るもの。
前を向かなきゃなと頭では考えている今日この頃です。
とはいえ、体を動かさずにはいれないタイプなので部活には行きます。絶対、多分、おそらく。
また会いましょう。応援ありがとうございました。
P.S タイトルは千本桜のワンフレーズ。 当日の朝、なぜか真っ先に頭に流れてきた曲でした。 やっぱり最後は大団円でした。
次はエース、かど
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