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2021/12/23(木)
イヴイヴってことは宴会芸3日前ってこと
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今日の日記をカドさんにLINEでお願いしてたのですが、体調不良のためか既読がつかないまま今日が終わってしまったので青野が連続更新します。 大事な連絡は直接するに限るってはっきり分かんだね
荒堀さん白菜ありがとうございました!明日は鍋になりました!
とここまで書いて続きは明日足します、カドさんに連絡ついたらタッチ交代です
「カドカワとの連絡はまだ取れないのか?」 「はい、依然として通信は途絶したままです、応答ありません。」 隊長はチッ、と舌打ちする。だがこれは真っ当だ、と隊員は思う。
なにせ、今回の作戦はカドカワがいないと成り立たないものなのだ。この作戦のため、広島支部に頭を下げてまでカドカワをこちらに送ってもらった。 カドカワは広島支部でもエースだ、もちろん高額な報酬を前払いもしてある。
それなのに、来ない。 「ミズウチは苦心して立案した作戦を下らない手違いでお釈迦にした、アオノは作戦を随時更新するという面倒なことをやりやがった。その上2人とも明日書くだの詩を書くだのカバーリングが出来てない!詩を書いたらオチになると本気で思っているのか?!」
隊長の怒りは今に始まった事ではないのだ。ここ最近部隊の新入りが続け様にポカミスをしてうちの部隊は上層部に目をつけられつつある。
「最後の希望だったカドカワにまでドタキャンされるといよいよ僕たちの首も危ないですね…」
「あぁ、…Bチームのフジシロやツボクラ=サンたちはあんなにまともだというのに…くそっ…」
このまま愚痴が延々に続くかと思われた時、非常用サイレンがなった。
慌ててレーダーを確認する。
「隊長!敵がきます!想定より早い!」
「こっちはまだ作戦もエースも来てないんだぞ?!」
慌てている間に敵は侵攻速度を増していく。ほどなくして、基地に大きな揺れが走った。
「砲撃の射程圏内に入ったか!戦場の様子は?」
カメラがモニターに映し出したのは、悲惨という言葉が相応しい戦場の様子だった。
築かれる屍の山。逃げ惑う自軍の兵士。 カメラが設置してある最終防衛ラインに敵軍が肉薄している。バリケードが打ち破られた。 敵先鋒の隊長がカメラに気付き銃口を向ける。目が合い、思わず後ずさってしまう。
敵がニヤリと笑い引き金を引いた瞬間、カメラが壊れ、画面が黒………
ではなく、白一色に染まった。
白一面だった映像に色が戻ってくる。カメラが壊れたわけでは無かった。 再び映し出された戦場にあったのは、誰一人として例外なく倒れ伏した敵の大軍と、
白い稲妻を残光のように纏ったカドカワだった。
次回、「カドカワ見参」
来週も、サービスサービスぅ!
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