神戸ろんぐ日記
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2020/11/16(月) 一念発起
こんにちは、足が湿布だらけのしのはらです。ご無沙汰しております。

えー、一昨日、昨日と大先輩のお二人の想いのこもった日記に続いて執筆するのは恐縮ですが、僕も今回の丹後駅伝の振り返りしていきたいと思います。

まずは、大会の開催にあたって補助員をしてくださった他パートのみなさん、そして大会当日付き添ってくれた先輩方、本当にありがとうございました!朝早くからほぼ1日を費やす業務の苦労は言わずもがなです。それでも第五中継所でそのうちの何人かに挨拶した時、ねぎらってくれて本当にうれしかっです。感謝しかありません。


さて、肝心のレースですが、今回はレース前に色々と思うことがありました。

まずは、試走の話です。僕のスケジュールのせいもあって2回目の試走に参加できず、結果、駅伝メンバーに選ばれた後、大会直前に急遽3回目(僕にとっては2回目)の試走に行かせていただきました。ほとんど僕のわがままによって試走に付き合わせてしまった岩佐さん、矢田さんには本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。そしてお金を工面してくださった荒堀先輩にも迷惑をかけました。ただ、あの試走のおかげで駅伝を走るイメージがくっきり描けました。

次は駅伝選考の話です。正直、今年の駅伝については僕はあまり重く考えていませんでした。もちろん全力で選考に挑むつもりではありましたが、選考ギリギリまで800mの練習に取り組む中、なにがなんでもという気持ちはありませんでした。しかし、結果として僅差で僕が部内7番、そして駅伝キャプテンの田上さんが8番。おそらく誰よりもこの駅伝にかける想いが強い田上さんを差し置いて駅伝メンバーに選ばれました。実際のところ田上さんにメンバーを譲ろうかとも思いました。でも、駅伝にかける想いが強いからこそ、田上さんがその提案を受け入れるとは思えませんでした。僕の頭の中でそれまではぼんやりとしか考えていなかった駅伝が急に具体的な形を持って、大きな責任を伴って姿を現しました。どうしてもいい走りを、田上さんが納得できる走りをしなければいけない、と強く思いました。

そうこうしてるうちに駅伝のミーティング。試走の時から走るなら3区と言われていましたが、実際は下り坂に対して苦手意識がありました。試走を通して、距離が短いこと、寄生虫走り(※寄生虫のようにいやらしく人の背後をついていく走り方)しかできない篠原にとって周りに出来るだけ人がいる可能性が高い早めの区間であることを考慮して3区を走ることに決めました、というより矢田さんが決めさせてくれました。これで下り坂から逃れられなくなった篠原にはあまり長距離練習を詰めていないという不安材料もありました。しかし、その負の印象を跳ね除けるほどの強い思いは先述のようにありました。やれることは全部やろうと思い、Youtubeで坂道の走り方を見て、去年3区の田上さんに3区の走り方を聞き、食事の仕方にも気を使って、走る前に持てるだけの自信を持って臨めた、これが僕にとっては大きな成長でした。

あと、もう一つだけ!僕には今シーズンに対するモヤモヤがありました。シーズン序盤で専門の800mではベストに近い記録を残しながらも肝心な大会では思うようなタイムは出ず。また、いくらスケジュールの問題があったとしても関西インカレの自分の走りは自他ともに気持ちのいい走りではなかった。自分に実力が有れば、2つの大会で結果を残すこともできたかもしれない。知らないうちに誰かに迷惑をかけるなんてことはなかったのかもしれない。だから駅伝では自分にとってもチームにとっても気持ちのいい走りをしたかった。誰も傷つけない、むしろ誰かに何かに貢献する走りをしたいと思ってました。

こんなことを考えながら僕は駅伝当日の朝6時のバスに乗っていました。

結果として今シーズンで1番自分が納得のいく走りができたと思ってます。ただ、自分の走りに納得がいっても、シード権というチームの目標を達成できなかった時に悔しさが募る。これは駅伝だからこそ生まれる現象ですね。でも、スタートには平井さんがいて、ゴールには矢田さんが待っていた。この安心感もまた駅伝だからこそ得られる楽しみです。改めて悔しさも楽しさも含めて駅伝好きだなって、そう思える大会でした。

チームとして届かなかった10秒は小さいようで大きな差です。誰か1人がどうにかできた10秒ではなかったと思います。来年に向け、もっともっと実力を上げ、チームとして全員でこの10秒に臨まなければいけません。でも、目標があるってことはある意味で幸せかもしれません。来年もまた悲願に向かって走れることに幸せを感じつつ、振り返りを終えようと思います。

Have a nice day !

追伸
矢田さんへ
僕が3区を選んだ理由は上に書いたこともありますが、大きな理由は矢田さんにタスキを渡せることでした。3区のラスト1キロ、中継所が見えた時に筋肉千切れるくらい頑張れました。ありがとうございました^ ^


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