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2017/06/30(金)
カゼヲキル
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こんばんは、矢田です。
ラスト未成年に突入致しました。 誕生日ということで、神戸大学側からは、 不可1個と仮GPA3.58が贈られてきました。
昨日の練習は久々のHAT神戸でした。 あそこの地面は普通のアスファルトより硬いため、ダメージが大きいように感じます。 HAT神戸といえばもう一つ難点があります。 それは風です。 いつ行っても、強い向かい風が吹いていて進みづらいなと思うことは多々あります。 なぜ、風が吹いていると、きつく感じるのでしょうか。 少し考えてみました。
1つはご存知の通り、向かい風はよく感じて、追い風は感じにくいからです。 同じ強さの向かい風と追い風でも、向かい風は自分と逆向きなので、相対的に強く感じます。 それに比べて追い風は同じ向きなので、人は風を受けていることに気づきにくいです。 また、人の耳は真横よりも前めについているので、向かい風の時だけ、風が吹いていることを強く認知してしまいます。 だから、向かい風強いなぁとか思ってしまいがちです。
そして2つ目は、あまり気づかれにくい、風を受ける時間です。 長距離走は大抵トラックのような周回コースや、 折り返しのコースが使われます。 風が吹いていれば、向かい風を受ける距離も、 追い風を受ける距離もほとんど同じになります。 ですが、向かい風を受けると、少しペースは落ちます。 逆に追い風を受けると、少しペースは上がります。 なので、風によってペースが落ちた分、風を受ける距離は伸び、ペースが上がった分、風を受ける距離は短くなります。 なので、コース全体では、追い風より向かい風を長く受けていることになります。
さて、こうやってデメリットばかり連ねると、 風の吹く日は走るのが嫌になってしまいます。 だからメリットをあげたいのですが… 風が当たって気持ちよくなる、それくらいしか思いつきません。
それでは一体何が言いたかったかというと、、 このデメリット多き風を徹底的に防ごう、ということです。 これもご存知の通り、人の後ろで走るのは、風除けになるだけでなく、 前の人に追い風を与えないというメリットもあります。 試合では積極的に利用しましょう。 (僕はHATで先輩を盾にしたりしませんよ!)
陸上競技は基本アウトドアスポーツなので、風などの気象条件と、少なからず上手くやっていく必要があります。 自分たちの身体のことだけでなく、たまには走る環境について考えることも大事と思い、今日は風についての考察でした。
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