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2017/04/04(火)
精神と時の部屋に入りたい(時間がほしい)
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こんばんは、お久しぶりです。 清原です。
関西インカレの前に、あまりこういう暗くマイナスな事を言うのはやめたかったのですが、言っておかないと自分の精神的にもたなくなってきたので申し訳ありませんが言わせてもらおうと思います。
唐突ながら、今までの自分の陸上人生を振り返ってみると、
中学の頃は、元サッカー部の先生が顧問の部活で、かなり補強に力を入れていたイメージです。今思えば、あの頃のフォームはかなりひどかったと思います。脚をただただ動かして走ってました。 早足で歩いてるのを、そのまま走りにしたようなイメージです。
補強でも足の筋肉をひたすら鍛えてたので、下半身はパンパンになってました。
しかし、フォームについてなどは特に何も言われることなく、 自分もあまりに無知だったので、このフォームがよくないということさえ認識していませんでした。そしてそのまま卒業を迎えました。
高校は、自分の記録をもっと伸ばしたいって思いと、走りが楽しく感じていたからという理由で同じく陸上部に入りました。
そして最初の1年間は競歩でなく、走ってました。 でも走り方は中学と全然変わらないし、顧問の先生からもアドバイスをされることはなかったので、今思えば当然伸びずじまいでした。
集団のペーランから落ちてしまっても、先輩に「もっと走れよ」と言われることはあっても、「フォームのここを変えてみたら?」と言われることはなかったので、「もっと走って練習したら速くなるのかなあ。」ぐらいにしか思ってませんでした。
そのようにして、走りで伸び悩んでた時期に出会ったのが競歩です。
もちろんその当時は「ルールだけ気を付けよう」ぐらいの感覚で、競歩の指導者ともまるで縁がなく、競歩の何たるかをこれっぽっちも知らない僕は、またもや早歩きを極めたようなガチガチのフォームで競歩をしてました。
でも、自分なりに真面目に一生懸命に練習はしてるのでタイムは遅いながらも伸びるので、「競歩ってこんな感じでいいんかなあ」という勘違いをしたまま、競歩について(もちろん走りも)深く知り、学び、考える機会ももたずに卒業しました。
そして、その状態でこの陸上部に来たわけです。今思えば、たいていの人が驚くような状況だったでしょう。
しかし、1回生の時は僕は運よく3人の競歩の先輩に出会うことができ、ここで初めて競歩の何たるかの一部をようやく知ることができました。また、それが契機の一つとなって走りのフォームについても気づくこと、考えることが少しは出来てきました。
そして、必死に頑張った結果、ついに先輩のアドバイスをもとにようやく関カレ標準を切るところまで行きました。
ですが、ようやく念願が叶い出場した関カレで僕は人生初の失格をしてしまいます。 これが転機となり、僕は先輩のいなくなった中、一人独自に関カレで失格にならず、速く歩けるフォームを作ろうとしました。
しかし、もともと全くもって無知な自分が独学でそういうことをしようとしてしまった、出来ると思ってしまったのがそもそもの間違いだったようです。
僕以外の人ならもしかしたら出来たかもしれませんが、才能も何もない僕には無理でした。
ここ1年以上、結果が出ないながらも「これがダメだったからこういう方法ならきっとうまく行く」というわずかな希望を頼りにここまでやってきましたが、 正直昨日の兵カレを終えて「もう万策尽きたかな」という思いです。 なんでこんな現状になってしまったのか? 自分でも言い表しようのない悔しさがあります。
周りからどう見えていたかは分からないですが、 毎日、自分なりに強くなることを目指して一生懸命練習をやってきました。それでもいつまでやっても結果が出ない。期待に応えられない。不甲斐ない姿しか見せられない。
最近はもう「悔しい」とか「辛い」とかそういう感情が多すぎて感覚がマヒしてます。
僕はこの部・パートに残せるものはほとんど何もないのですが、 反面教師としてなら多少残せるものもあるでしょう。
僕が思う特に大切なことはこの2つ。 @動きやフォームの1つ1つを、「なぜそうするべきなのか?」まで突き詰めて考え、理解すること。
僕はこれまで、勉強に関しては「なぜ?」という疑問をしっかり考えていながら、陸上に関してはそれが全然できていませんでした。それではうまくいくはずがなかったですね。 その結果が今の僕です。
A練習をしていても上手くいってないと感じているなら、早く実力のある先輩(もしくは縁のある指導者)に意見を聞くこと。
陸上に関するしっかりとした知識や考えを持っている人は独自にでもやっていけるかもしれませんが、そうでない人は、きちんと実力のある人から意見を聞いて学ぶのが一番いいでしょう。
知識や考えの足りないまま(それに気づくこともなく)独自にやった結果が今の僕です。
「それは当たり前」とか「今さら何を言っているのか」と思う人もいるかもしれませんが、この現状が今の僕なので言い訳も言い逃れもできないです。
ただ、指導者のいないこの部で僕のように「努力というよりはただ苦労しているだけ」になってしまう人が今後現れないでほしいというのが純粋な思いです。
自分で話していて情けない限りですが、少し気が楽になりました。
最後に、関カレまでに標準を切る機会が僕にはあと2回だけ残っています。
兵カレの競歩講習会で、一つ良い意見を貰ったので、それを新たな頼りに最後の最後まで頑張っていきたいと思います。
諦めたらそこで試合終了ですし。
次は、初の試合を終えた大仁田君にまわします。
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