神戸ろんぐ日記
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2013/11/04(月) 母へ
続けて岡野です。
今回もホントのようなウソのお話です。
まじめな日記だと思った!?そんな何回も連続で書けるわけないじゃないですか(笑)



僕は一人暮らしをしています。ある日僕の下宿先に宅急便で荷物が届きました。
差出人は母親。内容物の欄には「食料品」と書いてあります。
どうやら実家からの救援物資のようですね。なんともありがたい。
カッターでテープを切り、母親に感謝しながら食料品とやらを取り出します。
一体どんな食べ物が入っているのか。期待に胸が躍ります。
そんな僕の目の前に最初に現れたものは、


「枕カバー」


お母さん、あなたは僕が何を食べて生きていると思っているんですか。
18年間ほど一緒に暮らしてきましたが、一度も枕カバーで栄養を摂取したことはなかったですよね?
まぁ、生活雑貨も一緒に入れてくれたのでしょう。
衣替えの季節ですし、折角の心遣いなのでありがたく使わせてもらいましょう。
さてさて気を取り直して次に出てきたものは


「みかん・せんべい・缶詰」


こちらは正しい食料品です。みかんは中でぶつかったのか、少々痛んでいますが許容範囲です。
一人暮らしだとなかなか買わないものばかりなので素直に嬉しいですね。
更なる食料品を求めて手を伸ばすと、見たことある物影が・・・


「枕カバー(青)」


一番最初に出てきたものの色違い。所有してるのを含めると3枚になってしまいました。
しかし洗濯の際の予備があってもよいので、ここは喜んでおくとしましょう。
そして、次のお品。


「枕カバー(水色)」


一体どれだけ僕が枕を汚すと思っているのでしょうか?
その後は「チャーシュー」や「枕カバー(ピンク)」が出てきました。
一通り中身の確認をして、お礼の電話をします。
中身のほとんどが枕カバーであっても贈り物は贈り物ですので。

僕「もしもし?」
母「あ、荷物届いた?」
僕「うん、受け取ったよ。ありがとう。」
母「傷まないうちに食べるんやで。」
僕「枕カバー以外はそうさせてもらうわ。」
母「特にチャーシューはちゃんと焼いてから食べるんやで?賞味期限切れてるんやし。」
僕「あ、そうなん?わかった。それじゃあまた。」
母「はいはい。またね。」
ガチャッ

・・・・・・賞味期限切れ?
母は言いました。「ちゃんと焼いてから食べるんやで。」と
いや、焼いた焼かないの問題じゃないでしょう。
この親ありにしてこの子ありですね。



そんな出来事から半年後、僕の元に一本の電話が。
母「もしもし?」
僕「もしもし?どうしたん?」
母「アンタに送る書類があるんやけど、ついでに何か送ろうと思って。」
僕「まじ?ありがとう。是非送ってよ。今度は食べられるものを。」
母「りょうかい〜」
しばしの閑談の後、電話を切りました。

これで再び実家から荷物が送られてきます。
今度届くものが万が一にも布団カバーや便座カバーだったら、早急に家族会議を開かねばならんでしょう。

そして数日後荷物が届きました。
内容の欄には前回同様、「食料品」の文字が。
蓋を開けるとまずは茶封筒が入っていました。電話で言ってた書類でしょう。
どうやら保険関連のようです。記入して送り返せばいいでしょう。
茶封筒の下には念願の食料品が。
良かった。今回は食べられるものです。賞味期限も問題なし。
男の一人暮らしという点を考慮してくれたのか、ボリュームもたっぷりです。
そんなわけで今回送られてきたもの。


「じゃがいも20kg」

食べきれません。


母「もしもし?」
僕「もしもし母さん?」
母「荷物届いたん?」
僕「うん。今回は食べられるものやったわ。ありがとう。」
母「どういたしまして。ちょっと多かった?」
僕「そうやなぁ。19kgほど多かったわ。」
母「そうめんとかも奥に入ってるからねー」
僕「そうなんや。まだ全部見てないわ。ありがとう。それじゃ。」
母「はいはい。それじゃあね。」

そんなわけで奥の方を見てみるとそうめんなどの食料品の姿が。
前回同様に缶詰やせんべい、今回は烏龍茶も入っていました。
ちょうど飲み物を切らしていたのでベストタイミングです。
パキッとキャップを開けて・・・ってあれ?
開封済みだったのか、手ごたえがなかったような・・・
そんなことは気にせず中身を口に含みます。
そして口いっぱいに広がる・・・・・・塩辛い味わい。
耐えきれずに部屋中に噴出してしまった液体を処理しながらペットボトルを確認します。
するとマジックで母の字が書かれていました。


「めんつゆ」


うん。そうめんとセットで送ってくれた気遣いは非常に嬉しい。
確かに僕の部屋には現在めんつゆがありません。
ですがこの容器は正直どうかと思います。
めんつゆを同梱してくれるほどの心配りがあるのなら、もう少しわかりやすい容器に入れてくれてもいいのでは。


次は阿賀が最初に当てようとしていたバイト先ではイケメン(らしい)Hさん。


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