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2009/01/29(木)
声をかけられた。
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出勤途中に60〜70歳くらいのおじいちゃんに。
「浦和までどれくらいですか?」
「……へ?(・・;)」
キッドの職場は大宮にあります。 職場の位置は大宮駅から徒歩15分くらいの場所でして、 その近くでそんな風に声をかけられました。
……浦和までどのくらいってか、それ以前に大宮駅まで15分はありまっせ。
「いや、宮原から歩いてきたんだけどね」 「宮原!?煤i・・;)」
リアルにここまで40分くらいは歩かないとだと思うんですが(汗)
「Suica落としちゃったんで南浦和近くまで歩こうかと」 「え、ちょっ煤i- -;)」
ここから2時間は必要ですね。
「えと、とりあえず向こうが大宮駅で15分くらいかかると思うんですけど……(--;)」 「あー、まだ大宮なんだー。じゃあもっと先だね〜」
もっと先、どころじゃありませんっておじいちゃん。 (よーわからんって人、位置関係は大宮付近の地図を見てくれ)
なんてかなり突っ込みどころ満載な内容の会話をして、 一度は別れたんですが、おじいちゃんの進む方向と私の進む方向が あと2分ほど同じなんですよ。 職場がその方向なので。
で、私が前を歩くわけですが、当然後ろのおじいちゃんが気になります。 本来曲がる位置を通り過ぎてもまだ真っ直ぐ進んで考えました。 Suicaを落として歩いてる、ってことはおそらくお金を持たずに出たということ。 電車賃があれば大宮から電車に乗れるんじゃなかろうか?
ごそごそと財布を開くとぴらりと千円札が一枚。
……いや、平日は今日と明日だけだから、 パンとか飲み物買っても千円で足りるし、お金下ろすの土曜日でいいよねー、 ……とか思っててあんまり入れてなかったんです(笑)
千円札が二枚あれば、電車賃や他に必要でも問題ないからよかったんですが、 千円札一枚で大丈夫かな?と心配しつつも、とりあえず電車賃は大丈夫だろうと、 バックして再びおじいちゃんのもとへ。
話を聞いてみればやっぱり現金は持っていない様子。 最近はSuicaとかで買い物とかも出来ちゃうからね…… とりあえず大宮駅までの行き方を教えて千円札を渡して出勤しました。
その後どうなったかは知りませんが、まぁとりあえずは大丈夫だったんじゃなかろうかと。 無事に帰れたなら全然問題ないし、一応そういう詐欺があるのも聞いたことはあるけど、 その日の仕事中丸一日どうなったか気にするよりはずっといいと思ったので。 とりあえず与野駅あたりで救急車で運ばれた、なんてニュースは見たくもありませんし(苦笑)
そして出勤して会社でその話をした時の例のアレな同僚が真っ先に一言。
「えっ!それってちゃんと連絡先聞いた?」
………………(- -#)
お金は確かに大切だけど、人情ぐらいは理解できる人間でいたいです。
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