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2006/08/21(月)
激闘
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甲子園、決勝、再試合。 早実が駒苫を4−3で下した。 歴史、記憶に残る良い試合だったね。
69年、松山商と三沢の決勝再試合も子供心に焼きついてる。 当時、テレビに釘付けになった記憶がある。
野球少年だった俺は、春・夏の甲子園は夢の舞台だった。 初めて甲子園に足を踏み入れたのは、 忘れもしない74年の夏の大会の開会式。 当時、親父が部長をしていた野球部のお疲れ旅行で行った。 地方予選の決勝で惜しくも敗れ、一歩手が届かなかった甲子園を 見ようじゃないかと、親父が企画した旅行に便乗した。
その年、原辰徳が東海大相模の一年生レギュラーで話題沸騰。 俺も、憧れの選手を生で見れるという事で大興奮だった。 5万の観衆で埋まった甲子園。 凛とした入場行進。 湧き上がる歓声。 総てが、想像を超えた感動だった。 今でも、目を閉じると、あの日の場面が鮮明に浮かぶ。
特に夏の甲子園は、日本人の心にフィットする。 故郷を背負っての戦い。 3年生にとっては、最後の戦い。 郷愁と儚さが交錯する。 まさに夏の風物詩。
勿論、主催新聞社の思惑、学校の売名行為、越境野球留学・・・ 国民注視の夏の甲子園と言う名の巨大メディアに群がる大人達。 不純な部分も多々あるが、 そんなものを差し引いても、球児達が織り成すドラマは素晴らしい。 二度とリテイク出来ない、一瞬一瞬の連続。
過去にも沢山の記憶に残る名場面があった。 語りだしたら尽きない(笑)
世に残ったヒット曲に似てると思う。 その時、その時代を共有できる。 そして、多くの人の心に刻まれてる。
今年の決勝の二試合は、そんな印象。
数年後、数十年後、どっかで語られてるんだろうな。
ちなみに俺は、事務所で一人、テレビ観戦しました(笑)
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