BOSSの独り言2
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2006年7月
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2006/07/24(月) 2005.07.17.
そうそう、日記を始めて一年が過ぎた。
昨年の7月17日。
すなわち、会社も一年が過ぎたって事だ。
この一年、色々な事があった。
来る人、行く人、沢山の出会いと少しの別れがあった。

人生とか運命は、きっと決まってると思う。
そう、生まれた時からね。
でも、自分の力で変えられない訳じゃないとも思う。
凄い信念と、凄い思いと、凄い努力があれば・・・
少しは変えてゆけると信じてる。
中途半端なエネルギーじゃ無理だと思う。

よく、挫折したって言うじゃない。
それって、挫折じゃなく、運命だと思う。
そう、自分の努力が足りなくて運命変えられなかっただけ。
望みが叶わない・・・それは自分次第。
冷たいようだけど、
運命だったと割り切って、違う人生を歩むだね。

そう考えれば、人生に挫折はない(笑)
まぁ、屁理屈だけどね。
俺は、大島を出る日の思いを忘れないように・・・
それだけは忘れないように努力してきた。
爆発しそうな熱い思いと、強く願った、あの日の思いをね。

昨年の日記をまた記しておこう。
来年もまた読み返して奮い立つためにね(笑)

2005.07.17.
早いもので東京に住んでもう25年になる。
あの日、18歳の僕は、ベースギターを担ぎ東京行きの最終便を待っていた。
2月の冷たい風が、昂ぶる気持ちと紅潮した頬を撫でて行く。
かじかんだ手に息を吹きかけ、心の中で呟いていた。
「凄い事が始まるんだ」泣きそうなくらい興奮してた。

昨夜、数人の親友と別れを惜しんだ。
いや、旅立ちを祝った。
「卒業式には帰って来るんか?」
「いや、帰らんよ」
「絶対に有名になれよ」
「ああ」
矢沢永吉のトラベリンバスを聴きながら僕等は酔い潰れた。

発車のベルが鳴り、静かに動き出した列車の窓に映る自分を眺めてた。
ガタンガタンガタン・・・心地良いリズムと暖かなシートの温もりに少し眠った。
夢の中を絵葉書のような鮮やかな思い出が滑り落ちていった。

思い描いた通りの旅立ち。
デジャブ。
数日前、この日を夢想し、歌を作ってた。
「Good-by My Home Town」
自分に宛てたメッセージソング。
夢の中で、ずっと歌ってた。


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