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2006/07/16(日)
匠
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ポンちゃん、さあチャン、エンダと深夜の東京を出発。 夜の東名をひた走り、早朝に名古屋着。 ポンちゃんの実家でぐっすり昼まで寝る。 14時、会場に到着。 メンバー車も同時に東京から到着。
今回は、連休と言う事もあって夜走る事にした。 もし、渋滞で、名古屋入りが遅くなったら・・・ ワンマンが始められないもんね(笑) まぁ、そんな事は、ありえないんだけど、 午前中とは言え、渋滞に嵌ると体力の消耗が激しいからね。 イライラするのも無駄なストレスになるしね。 ポンちゃんも実家のベッドでグッスリ休んだ方が良いだろうし。 と、言う理由で夜走りになった。
メンバー車も、いつもより早めに東京を出発。 さほどの渋滞にも巻き込まれず到着。 連休とか、行楽シーズンは、朝の10分で渋滞が大きく違う。 運悪く嵌ると、とんでもない目に会う(笑) 昔も、すでに東京インターで大渋滞。 名古屋まで10時間近く掛かった苦い想い出がある(笑) 行楽時期は、サンデードライバーが増えるので、事故も多くなる。 何しろ、現場に到着しなきゃ何も始められないからね。
さて、会場に機材搬入。 中継の準備もスタート。 サウンドチェックが始まる頃、淳さん登場。 無事にリハを終え、本番まで軽く食事。
十五分押して、本番スタート。 お客の入り、メンバーのプレイ、ポンちゃんの歌、 なかなか良い感じの滑り出し。 会場も徐々に暖まった所で、ゲストの淳さん登場。
磨きぬかれた話術で、一瞬にして会場を沸かして掴む。 カメラを回しながら「これがプロの力なんだよな」と感心。 沢山のステージ経験で培った「空気を読む力」「間」「瞬時の判断力」 それを自由に操りながら、会場の目と心を自分の世界に引き込む。 多分、色んな「話ネタ」も仕込んできているのだろう・・・ が、予定と違ったら、瞬時にアドリブで対応していくから凄い。
例えるなら、結婚式のスピーチ。 会場の反応を無視して、決めた原稿を必死で読み上げるのじゃなく、 ゆっくりと会場を見渡して、滑らかに会場のペースに合わせて 面白可笑しく、そしてグッとくるスピーチ。 そんな話術。 要するに「余裕」と、控え目だけど「主導権」がある感じ。 そして、歌い出すタイミング、歌の浸透度、歌終わりの余韻・・・ 総てが、MC(話術)から連動していた。
アンコールも、予期せぬダブルが起きるくらい楽しめるライヴだった。 お約束じゃなく、もっと聴きたいと言う空気だった。 正直、淳さんの効果が大きいと思った。
ライヴ後、打ち上げで、ポンちゃん、メンバー全員が言ってた。 「淳さんのマジックに掛かった」ってね。 そう、絶妙の間や、歌う前の一瞬で切り替わる緊張感や集中力に 引っ張られて、無意識にライヴを楽しめたってね。 伊達に25年間、歌い続けてない。 その理由や意味が、ぼんやりとだけど見えたようだ。
いくら口で説明しても伝わらない「匠」の世界。 同じステージで体感するのが、一番良い。
今回の名古屋、ポンちゃん&メンバーにとっては良い経験になった。 今度は、それを、自分達で出していけば良い。
近日、ダイジェスト版が、置かれると思うのでお楽しみに!!
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