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2011/05/01(日)
恍惚の人
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ご近所の友人が背筋を痛め入院した。約一ヶ月で退院。見舞いに伺う。「昼飯が旨かった」と言う…病院の食事か?「妹の会社が…」?妹さんはとうにお亡くなりになっているはずだが?… 意味不明の話に当惑を覚えた。病院から渡された薬を服用していた。鶴見川(野津田)『泳げ鯉のぼり』が元気に泳いでいたよ…と話せば 「魚を釣りに行こう」と言う。雨模様病み上がりとうてい不能だが すててこのまま外に出ようとするには驚いた。どこへ?「下妻だ茨城県だ」と言う。奥さんが困った顔をして制止している。 私より3歳年上… 恍惚の人に一歩近づいたのか? 今は亡き我が母も これを一番恐れていた。有吉佐和子の小説「恍惚の人」珍しく単行本を熟読していた。 人ごとではない気がする。万一の時に備えて身辺整理をしていると言う友人も数人…本人の意思に関わりなく突然意味不明になるのか…
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