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2007/04/17(火)
風邪でダウンしました(´ω`)
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急に寒くなったからヤバイなぁと昨夜思ってたのですが……まんまと喉痛くて熱出て怠さのあまり寝込みました 今日は行きたいところがあったのに、風邪薬で眠さ倍増で電話にも気付かず寝てしまってました 夜中やっと元気になってきて、珍しくTVつけたら 《シルクロード》という番組で、住む場所を追われながら国境の危険な土地に住むしかない人々が、 村の収穫を神に祈る一年に一度の収穫祭として、小さな教会に羊の料理を供えながら、 両手を広げて真剣な眼で空を見上げ、口々に願いの言葉を発していた。 その村人達の故郷は、今危険で住めないから遠くで移民を続けてるんだけど、故郷の山が見える地域に住めるようになった村人達は、本当に嬉しそうに遠くの山を指差して 『私達の故郷が見える神よ感謝します』って言ってた。 これもたった今の現実……知らない世界が多過ぎてショックでした。 子供達がその土地に古くから伝わる歌を唄ってた 『ギシギシいう階段を、ウサギは駆け上がる。キツネはギシギシ歯を研いで、ウサギは逃げる。』 なんの歌だろうと思ったけど、その土地には背の高い石の塔が沢山建ってて、村人が塔の上に家族を連れて逃げた時の様子を唄った歌なんだって。 昔、150万人も虐殺された土地だったんだ 何階建てにもなってて、ハシゴは取り外しが出来るものたった一つだけ………家族全員が上の階に上がったらハシゴを引き上げて、どんどん上に上がって行って、敵から身を守った塔なんだって。 その時代を生きた人々は恐ろしい日々だっただろうな……その背景を背負ったまま村人達は今を生きてるんだよね。 町から政府の人が移民の手配をしに村に来た時、 『一刻も早く私達を連れて行っていつまで待てばいいの、あなたたちの手にかかってるのよ』と政府の人達を囲んで怒鳴っている、頭から布を巻いた姿の女性達がいた。 『故郷には近付くけど、国境最前線の土地に移らせようなんて、政府は俺たちを見捨てたんだ』と不安でイラつく青年もいたけど、故郷に近い土地で暮らしたいと望んだ通りに、政府は動いていた。 リアルに言葉をぶつけるのに、ちゃんと頼りにしてる それだけ政府の人達も必死に生きてるってことなのかなぁ〜と思えた。 こういう現実を同じ時代に生きてる人達が居るってこと、忘れちゃダメだね………
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