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2009/04/07(火)
拡張プレイ。
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すいません、先月の日記を書き忘れていました。;; もう、四月ですねー早いです。
春といえば、仲睦ましい母子妄想映像(主に"僕"と"理想のママ" ワールド)の大好きな国民性を反映してか、この時期になると 動物ネタでもぼちぼち、出産子育て映像が増えているような 気がします。
子育てと言えばアレです。あの気持ちの悪…いえ、 既存のマスメディア(主に"男"向けコンテンツ)でお馴染みの 麗しき日本語の代表に上げられる。 『母性愛,母性本能』の出番です。
何がスゴイって、今時フェミっ気の強いお姉さま諸氏で なくても、主婦の方から自分の子どもだからっていつもいつも、 可愛く思うばっかりじゃないわよ、うざい時も、 憎たらしい時もあるとお聞きすることは ありますが、それでも、
地方都市なんかでは、今でもまるで女子全般への "魔法の褒め言葉"の一つのように(本人の意思は無視して) 『母性的、母性愛が強いのね』などと、ブリザード会話を される方はいるのですが、しかしよくよく聞くと、中身の方も かなりおかしい。
まず、第一に『単に子どもの世話が得意』に見えるなら、 そう言われる。老人を世話しても、マネキンなどの サービス業でハンバーグを売っても、母性とは言わないけど、 子どもの世話のスキルとみなされたら、自動的に 『母性本能』らしい。
だから幼稚園の保母さんの世話のスキルは『技術』でも『サービス業』でもなくて、なんか子どもを産んでいても、いなくても『母性』で『本能』で出来るらしい。
実際、元々の定義上の『母性本能』は、『自分の産んだ子ども』にだけ向く愛情(?)のような定義だったと思うので、 際限なく、他人の子どもも、自分の子どもも、子ども好きなら 全部が『母性本能』にはならない。
しかも、子どもへの好き、嫌いと"世話"を上手くするスキルがごっちゃなのか、セットなのかはっきりしないで、 適当に『子どもが好きそう/扱いが上手い』なら、"ロリコン"じゃなく、『母性愛』とは女子のペドっ気の強い人には、いい隠れ蓑になりそうな…気がしないでもない。
まあ、ここまでの定義だけなら、本人が『別に母性愛じゃ ありません』と言えば済むだけだと思う。
本人が否定しているのに何をそれ以上『拡張母性愛』を強調 する必要があるのか。。。 犬猫小動物相手に「ママでちゅよ、パパでちゅよ」と言っていても、本能とは思わないけど、放って置くし。。。
気持ち悪いのは、これに更に"男"の目線が絡んだとき。 『男_拡張母性愛』と名称を仮に定義しよう。
この男_拡張母性愛は主に、男性が気の向いたときに、女子 本人を通過して、"彼女"に気を掛けてもらっている気の弱そうな、昔風に言うなら『男らしくない』、最近では草食系と呼ばれる男に向けられるからかいのの言葉で発動されることが多い。
「彼女の"母性本能"をくすぐっているんじゃないの?」が 雛形らしい。
とにかく、男らしくない(肉食系でない)男子が、女子に モテるように、ちょっとでも見えた時には、この言葉が 出てくる。気落ち悪い。。。。。。 いや、気色悪い。。。。。。。。。 いや、くどいですけど、「男」が「女」に世話をやいても「母性愛」 じゃないけど、「女」が「男」に世話を焼いている(ように見えるだけ でも)と自動的に『男_拡張母性愛』になる。
ああ、意味が判らない。少年、中年、ジジー、キャバクラ関係ない。「女」が「男」を構うと「母性本能」ああ、意味が判らない。
あああああああ、意味が判らない。
定義をするにしても「仮説の意味」さえ判らない。
「男」は「女」に「ママ」を求めるものなのだ、と言う言い訳では もっと意味が判らない。
じゃあ、それは「母性本能」ではなくて、「僕に母性を本能として、プレイして欲しい本能男」なのではないのか?
春は謎の多い季節だ。。。。。。
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