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2009/07/03(金)
…アニサキス…
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釣りをする上で重要なことがあります…
それは『寄生虫』です。
もっとも有名な所でサナダムシが居ますね。
その中でも、釣りとは切っても切れない関係、線虫…そう、『アニサキス』です。
奴らはイカ、アジ、サバ、カツオ等の内臓や筋肉の中に潜んでいます…
白い10mm〜30mm位の白い糸くずみたいなやつ(Θ_Θ)
あいつらが胃に入った瞬間、地獄の始まりです…
急激な腹部への激痛に始まり、もっそい吐き気等、いわゆる『アニサキス症』ってやつです。
だが、我々人類とて馬鹿ではありません。
死滅させる方法として‐13℃以下で24時間以上冷凍させるか、沸騰したお湯で煮る事によってほぼ完璧にアニサキスは死滅します。
じゃあ刺身食えないやん…
ある学者は言いました。
『私は刺身こそが素朴で一番美味い食べ方だと思う。』と…
寄生虫を恐れちゃ、美味いもんは食えないぞって話じゃないすか…
つまり、予防策があるっつわけですな★
アニサキスは普段魚の内臓ですくすく育つのですが、その魚の生命活動が停止した時から筋肉の方に移動を始めるそうです。
だから大事なのは、『生き〆』と『迅速に内臓をとる』事であるといえます。
そして黙視にて筋肉につく寄生虫を取り除く事によってアニサキス症のリスクを格段に下げ、魚の鮮度を保つ事においても利にかなった方法といえます…
つまり…
鮮度の落ちた魚の生食は、アタるアタらないの前にアニサキスや腸炎ビブリオが怖いよって話です…
スーパーで売ってる大型スルメイカの場合は、外皮を剥がした下、もしくは内皮の内側に寄生していることが多いです…
奴らは薬味や醤油じゃ殺せません…
きちんと適切な処理をした上で、調理してください…
新鮮だから大丈夫!
それは間違ってますよ…
釣った魚を美味しく食べる為に正しい知識を身に付ける事が重要でございます… ちなみに、アニサキス症は3週間位我慢すれば自然に排出されるそうですが、食後3時間〜からの症状が現れたら速やかに病院で診察を受けた方が確実ですな…
これからイカやアジやサバ等が次々と岩手の沿岸に入ってきます…
寄生虫と上手く付き合う事によって、釣りたてホヤホヤの至高の味を堪能していきたいですな★★★
バーイ('-^*)/
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