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2009/06/08(月)
護岸工事について…
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釣りで色々な川に出かける事があるのだけど、最近はどこも『護岸工事』でめっきり魚が見えなくなったよ…
いや、工事自体は地域での治水的な意味や水源確保なんかがあって俺らが何か言ってどうとかなる訳じゃないけどさ(+_+)
住民の利便性だけをストイックに追求してきた形が護岸だべけど、その為にそこに居た生態系の事は考えてないんだべか…
浅瀬があれば淀みもあって、クネクネしてた川には季節によって沢山の魚や水生昆虫、カエル、蛇、鳥が居たし、俺自身も川に囲まれた生活だったから、それが当たり前だったしさ(*u_u)
それが久々に実家の周りをウロウロすると、幼少時代に毎日、鮒やハヤを釣ってた川(通称、小谷の下)はU字管がひたすら真っ直ぐ続き…
デカぃ鯰や鯉が釣れた白山もメッチャ足場が高くなって危険な場所になっちゃったしさ…
もう子供達だけじゃ危なくて釣り出来ないじゃん…
深みがあっても浅瀬もあり、余裕でよじ登れる岸際が、今じゃ落ちたら大人だって登るのが難しい… 危ないから入っちゃ駄目だ。
臭い物には蓋のような、何でもかんでも危険、危険…その危険な環境を作ってるのは誰なのかって事ですよ…
幼い頃の記憶が変わりゆく川を見て…なんだか寂しくなっていくのでした…
つか、コンクリ流してペッタペタじゃなくてさ〜…深み作って、デカぃ岩をドスンと置いてみたり、川にも人口漁礁を作って沈めてみたり…
まぁまだ北上川があるからそっちに逃げれるけどもさ…
例をあげると、鯰は大河川から小さなな支流に入ってきて、さらに枝分かれした小川なんかまで産卵しに来るんだわ。
そんな時に以前の川は左右下とコンクリで覆われて、流れは早いわ砂利もないわで…
『卵産む場所が無いんですけど!?』ってなるじゃない。
そういう連中の卵を食べて生きてる小魚や甲殻類も…
『え、今回卵は無しですか!?死ぬわ〜…』って。
その小魚や甲殻類達を食べる大きな(肉)魚達…
『小さい魚どこ〜っ???』
ただ、水が流れ出るコンクリートの造形物がいつの日か散っていった魚達を包み込むような『川』になる日が来るのだろうか…
環境問題を真剣に考えてるエコノミストとか、そんな立派なもんじゃないよ。
ただ俺は…そこに戻ってきた魚が釣れれば、それだけでいいんだ('-^*)/
俺はただの釣り好きな兄ちゃんだから★
バーイ(^-^)ノ~~
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