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2006/11/14(火)
新しい命の鼓動
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深夜1時を廻り、激しさを増す新しい命の鼓動は両親の気力体力を削っていました… 間もなく訪れる激痛に声を張り上げる祐子…その度に腰を擦りあげながら必死に押し寄せてくる睡魔との闘い… お互いに陣痛の度に目を覚まし同じ動作を繰り返す苦しみは尋常じゃない疲労感を生み、少しの間隔の間に夢の中へと入り込むを繰り返した午前6時、8割方子宮口が開いたとの事で先生の話を聞くと、予定時間は7時頃という話でした。
次第に空が明るみ4度目の朝を迎えた8時01分、新しい命が産声をあげました!
少し間があってからナースステーションの扉が開き、看護師さんが出てきました。その手の中には白く、綺麗な赤ちゃんが抱かれていました 「抱いてもいいですか?」 腕の中で動く子供を見て身体の中から止めようもない感情が溢れ止まりませんでした
病室に祐子が戻ってきたのはそれから間もなくです お互いの苦労の日々を思いおこし、今はただ溢れる感情を互いに慰めあうだけでした
こうして4日間、100時間近くに及ぶ出産は幕を閉じました
久々の布団に入り気持が高ぶるのを押さえながら眠りにつきました 【写真】 8時01分3147g49cm、元気な男の子です! 心配して下さった皆様、本当にありがとうございました!
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