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2012/09/15(土)
「平清盛」第33回「清盛、五十の宴」
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この回はまあ、そんなに大きな動きはなかったのでサラッと。
・以仁&八条院が顔見せ。 ・忠度が登場。ヒゲww ・ちょろっと牛若登場。 ・清盛の五十の賀に、呼ばれもしないのに基房・兼実兄弟がやってくる。平家は雅を解さないとネチネチ言いに来たら、厳島神社の改修案をバーンと見せられ、逆に感動させられる。 ・勢いで日招きもやったYO! ・そのころ頼朝は廃人でした
という感じ。
忠度役のムロツヨシさんは初めて見たのですが、まんまるの目がきらきらしていて可愛い…!ピュアな感じがするわー。
厳島改修案の絵を見せるとこも良かったです。海に浮かぶ社なんて、全く新しい発想。清盛の発想のスケールの大きさを感じました。
問題は、五十の賀なんて言ってる割には清盛が若すぎてリアリティがなくね?ということなんですが、まあ27歳ですからね、松ケン。壮年以降を演じるのは厳しいんじゃないか、という見方は配役が決まった時からあったと思います。64歳まで生きた人物を20代で演じられるのかと。
とはいえ今回は、清盛の青年時代をクローズアップし、時間を掛けて描くというのがそもそもの行程図だったので、だから若い役者を選んだというのは間違いではないと思います。仮に壮年になっていきなり別の役者に変わると、見る側の中にできた「松ケン清盛」がそこでブツッと断ち切られてしまうでしょう。
むしろ私が気になるのは「役年齢よりも高齢の役者を使う」という傾向。「篤姫」での勝海舟なんて、維新の時点で45歳にもかかわらず、演じた北大路欣也氏は08年当時65歳。いくらなんでも開きすぎです。高齢の大御所もいいですが、若い役者を積極的に使う方針のほうを私は評価したいなと思います。
【拍手お礼】 5日、7日、8日、11日、12日、13日に拍手下さった方、ありがとうございます。またおいでいただけたらうれしいです♪
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