日記 & 更新情報
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2012年3月
前の月 次の月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
最新の絵日記ダイジェスト
2013/02/24 更新情報
2013/02/17 うわああー。
2013/02/09 徒然なるままに
2013/01/31 結局「何を優先するか」という話。
2013/01/20 「八重の桜」を見るのがつらい。

直接移動: 20132 1 月  201212 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201112 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201012 11 10 9 8 7 5 3 2 1 月  200912 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200812 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200712 11 10 8 7 6 5 4 3 月 

2012/03/10(土) 「平清盛」第9回「ふたりのはみだし者」
今回は重盛誕生+雅仁登場+王家ドロドロ修羅場。

のっけからなんですが、あー私やっぱりジャンプ展開が好きだ、と思いました。いつもは「少年ジャンプ7:昼メロ3」くらいでやってて、面白く見ていたんですが、今回は「ジャンプ2:昼メロ8」になっちゃってたので、なんか… ぽかーん(・д・)としてしまったのです。

藤本せんせー!少年マンガ少年マンガー!!(駄々)

…などと言っていても進まないので、おさらいしつつ感想を。

まずは保延4(1138)年、重盛が生まれます。泣いて喜ぶ清盛。平家の中に初めて、自分と血のつながった子が生まれてきました。そりゃかわいいよねえ。(ちなみに、重盛と後に浅からぬ縁になる藤原成親も同じ年に生まれています。)

で、清盛の館は大宴会。意外に酒癖が悪いことが判明した盛国、上川さんの飲んだくれ演技がうまいです。家盛もお祝いにやって来ます。相変わらず兄上大好きの家盛君。「平家は兄弟仲がよかった」と、頼朝のナレーションが入ります。「それに比べて王家は…」と続ける頼朝ですが、

王家より問題なのは君んちの兄弟仲だろう と日本中の視聴者が突っ込んだのは想像に難くありません。

【今週のあっきー】
その王家では、相変わらず孤独な日々を送る崇徳帝(20歳)。なんと妻の聖子(17歳)にまで、同衾を拒まれてしまいます。「子が産めない私のもとに通ってこられても心苦しい」と…。確かに、聖子が入内したのは1129年で、この時点で10年近く経っています。それでも子供が出来ないなんて、私はきっと、そういう体なんだ…って君はまだ17じゃないか聖子ちゃん。入内から10年といっても、そもそも8歳で入内というのが早すぎたわけで、これからいくらでも可能性があるはずなんですが。

ただ、この「子供が産めないから云々」というのは本心ではなくて、男児誕生の期待を父の忠通からかけられすぎて疲れてしまい、ちょっと離れたくなったという可能性もあります。呈子(九条院)の想像妊娠騒ぎなんかも考えると(彼女の父も忠通)、入内した女性へのプレッシャーはかなりあったのでしょう。

しかし、そう言われて「さようなこと、気に病まずともよい。朕の妻はそなただけだ」とか言って聖子を抱きしめない崇徳帝も崇徳帝なのですが、「聖子がそういうなら、無理には…」と思ってしまうのかなあ。優しすぎるよこの人。優しすぎて、時に押しが弱いのですよ。うわーん。以上、今週のあっきーでした。

さて今回の目玉、雅仁親王が登場です。ずいぶん大きな坊やですが12歳です。乳父(めのと)が高階通憲であることが書かれ、妻の朝子さんも登場。はっきりものを言う女性という設定のようです。夫の尻を叩いている感じ。

年が改まって保延5(1139)年、得子(23歳)が遂に!男児を出産しました。鳥羽上皇にとっては九の宮となる体仁(なりひと)親王です。この場面の赤ちゃん、ホントに生まれたてほやほやで驚きました。清盛の誕生シーンもそうでしたが、血とかついててかなりリアル。こんな赤ちゃん、どこから連れて来るんだ…。今まで、「得子は鳥羽院に愛されてはいるが、男児を産んでいる国母・待賢門院に対し、女児しか産んでいないのでまだ大きな顔はできない」という構図だったのが、音を立てて変動し始めます。

で、体仁の誕生を祝う宴がなんかもう昼ドラ10回分くらいの修羅場っぷり。これはさすがにありえない!と思ってしまいました。「帰ってもよろしゅうございますか、気分が悪うなりました」と内大臣・藤原頼長(20)。全視聴者の気持ちを代弁してくれた内府GJ。

しかし王家は家庭としてはほんとに崩壊してます。この退廃ぶりを描くことで、雅仁が自暴自棄になって遊び呆けるのも分かるよ、と視聴者に思わせる。この辺は矛盾なく話が出来ています。

夜にこっそり璋子を訪ねてくる義清。璋子も得子に罵倒されて動揺してるので、義清に抱きしめられて泣いちゃったりしてます。いかんよ、璋子…。

宴のあとで行方不明になった雅仁を(おそらく通憲に「そなたも手伝うてくれ!」と言われて)探す清盛。するとみすぼらしい民家に、身ぐるみ剥がれた親王が…。賭博で大負けしたようです。

ひとまず清盛の館に連れて来られた雅仁は、懲りずに双六遊び。そこへたまたまやって来た清太(2歳)を見た雅仁は何を思ったか、「私が買ったらこの子をもらう」と言いだします。双六は清盛が追いつめられるものの、最後に逆転勝利。逆切れした雅仁が盤を振り上げると清太が泣き出してしまいます。清盛はとっさに清太を抱きしめて脇差を抜き、「清太に害をなすことあれば、お命ちょうだい仕る」と宣言。きました伏線台詞。清盛は一貫して重盛が大好きなんです。それがしっかり示されました。子供じみた言動の雅仁をたしなめる場面もあり、清盛の成長が感じられます。

次回は義清がメインの回。少年ジャンプ率はまたも低めになりそうですが、どうなるでしょうか。


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.