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2012/02/03(金)
「平清盛」第4回の補足
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【今週のあっきー】 今週も2人目子役の桑代くん。先週同様台詞はありませんでしたが、気品がありつつも陰で悩んでいそうな、やや暗い表情が崇徳帝らしくていいですね。
その崇徳帝をめぐる鳥羽院と璋子のやり取りが今回も絶好調です。閨事のあと(これ、単に場所が寝所であるだけでなく、璋子の髪が乱れて、しっとり濡れているように見えるというのが非常にエロい)、「顕仁を産んだことを、一言でいいから詫びてくれ」と鳥羽院に言われ、「私が悪うございました」と頭を下げる璋子。その気持ちのこもらない言い方に、鳥羽院は「そなたという女は…!」と顔をひきつらせるのでした。
やはり鳥羽院は心のどこかで璋子を信じたいし、璋子への憎悪を抱え続けるつらさに苦しんでいる。だから璋子が「悪いことをした、間違いを犯してしまったけれど本当はあなたが好きだ」と言ってくれれば璋子を許せるし、苦悩から解放されるんです。なのに肝心の璋子は謝れって言われたから謝ってみましたという態度で、鳥羽院の苦しみを全く分かっていないものだから、院の額に青筋が増えてしまうのですよねぇ。天然って、罪です。
この場面、頼朝がナレーションで「白河院の呪縛が云々…」というのですが、それは視聴者に感じ取らせることであって、ナレーションでわざわざ言うことではないでしょう。あの説明は不要でした。
来週は井浦あっきー登場&松雪得子が参戦で、朝廷パートはますます面白く(ドロドロに?)なりそうです。(それにしても次回予告で鳥羽院が得子を抱いていましたが、院のベッドシーンは毎回あるということでしょうか(苦笑)。)
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