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2012/02/25(土) 「平清盛」第7回「光らない君」
清盛が妻をめとる第7回は、

次回予告の頼長がすべてかっさらって行きました。

公家メイクの山本頼長が妖しくてエロくてどうしよう。出た瞬間からもう、うわこいつエロ担当だよ、とお茶の間が震撼したに1万円。

…などと言っているといつまでも7回の感想を書き始められないので、頭の中を巻き戻して感想を書きます。

・盛康死去、盛国“誕生”
前回の海戦で重傷を負った盛康が、清盛に見守られて世を去りました。確かにあの傷、胸にドスドス2本刺さってたからね。しゃべろうとして喉のあたりからヒューヒュー鳴っていたのは、肺をやられていたということなのでしょうか。早い退場ですが、清盛の成長を優しく支えてくれていた盛康は視聴者の記憶に刻まれたと思います。ありがとう盛康さん。

そして清盛の頼みで、かねてからの親友・鱸丸が盛康の養子になり「盛国」と改名。あらためて清盛に忠誠を誓うのでした。

・夢見がちな時子
 前回ラストで登場した平時子。源氏物語に夢中のようです。光源氏が紫の上を見染めた場面にうっとり。なぜかアニメ。
 琵琶の稽古に出かける時子の前に現れたのは、汚い直垂姿の若者。どうやら腹を壊しているようです。時子のロマンチックな気分は台無し。

・清盛が昇進
海賊退治を成し遂げた平家は、これで忠盛様が三位に叙され、公卿になれるかも!と盛り上がります。ところが鳥羽院の判断は、忠盛の位階はそのままで清盛を従四位下に叙するというもの。納得いかないながらも受け入れる忠盛。
 位階が上がったからか、清盛の立烏帽子姿が初お披露目。でも、いつものヨレヨレ直垂に立烏帽子を被っただけで、馴染まないことこのうえない(笑)。清盛も居心地が悪そうです。院の御所ですれ違った藤原忠実には「従四位下がせいぜいだぞ」とくぎを刺され、面白くありません。院参の供をしていた盛国に不満をこぼすと、「道長公以来の摂関家の誇りがあるのでしょう」ともっともらしいことを言われます。何この元漁師とは思えない風格。「早く一人前の武士になりとうございます」とさわやかに決意表明してますが、どう見ても一人前の武士です上川様。この場面から「平清盛」を見始めた人は盛国が主君で松ケンが付き人に見えたんじゃなかろうか。

・清盛、明子に出会う
 盛国と家路を急ぐ中、向こうからやって来た男女連れが落馬。とっさに助けると、女のほうは若い娘、男はその父・高階基章(たかしなの もとあき)でした。娘の名は明子。基章は2人を家に招き、清盛がいま上昇気流に乗る平家の子息と知って喜びます。基章と話しながらも、明子をちらちら見る清盛が年相応でいいですね。
 娘の明子の手料理を褒める清盛。家長の娘が自ら家事をしている、出仕する装束にも事欠くといったエピソードで、高階家の経済的苦しさが示されます。胸を痛めているらしい清盛に、「娘を妻にもらってほしい」と言いだす基章。ここは唐突なようですが、家が貧しい→かわいい娘の将来が心配→よい家柄の若君と結婚さえすれば!と一心に思っていたことは想像に難くないですし、それを示す描写はしているので、理解できます。

・清盛と明子の初恋はレモンの香り
清盛に興味を持ちつつも、落ちぶれた高階家と上り調子の平家とでは…と悩む明子。琵琶の弟子であり親友でも時子に相談すると、「それはまるで光源氏と明石の君!」と大盛り上がり。役に立たない相談相手だな。時子が明子を住吉大社に連れ出すと、そこにはよれよれの直垂姿の男が。あのときのムードぶち壊し男!と時子が言うと、明子は「清盛さま!」とその名を呼びます。え、じゃあこれが明子さまの光る君?っていうか、光らない君?
 そそくさとその場を立ち去る明子を、あわてて追う清盛。呼び止めてはみたものの何を話せばいいか分からず、大好きな海と船の話をすると、予想外にも明子が興味を示してきました。あっ明子どの喜んでる!と思う清盛ですが、一方の明子は清盛の冒険譚を聞けば聞くほど「自分とは世界が違う」と感じていたのかもしれません。

悩む明子に、清盛様からの文が来た!と興奮気味の基章。男性が女性に手紙を贈るというのは好意にほかなりません。しかし手紙を紅葉に結び付けて贈るなど、どう見ても清盛のすることではありません。案の定、恋愛巧者の佐藤義清が代筆していたのでした。ところが明子はなびかず、悶々とした清盛は高階家を訪れて明子に直談判。すると明子は「清盛様の気持ちには答えられない」と突き放します。なぜといえば、「父上は貧しい生まれの私を案じて、住吉様にお願いして来られた。そこへ清盛様が現れた。だから結婚しろという。これでは私が本当に愛されて結婚するのか、住吉様のご利益で結婚するのか分からない。結婚してからもそう思い悩むくらいなら一人のほうがいい」というのです。これを聞き「見くびるでない!」と明子に迫る清盛。清盛は住吉大社など関係なく明子を思っていて、明子も清盛に魅かれていたのに、明子は「本心ではないかもしれない」と勝手に見積もり、自分の気持ちにもふたをしていたのでした。ここで思いが通じあう2人。めでたし。

・明子、妻になる
身分の低い明子との縁談に平家一門の幹部は難色を示しますが、清盛が真剣なら、と忠盛が許可。機嫌の悪そうな忠正、大丈夫か。いとこの家成から縁談の話を聞いていた宗子も、やや不安げです。忠盛は初めて心を通わせた女性と結ばれなかったから、清盛にも同じ思いをさせたくはないのだろうということは想像がつくのですが、それは宗子にとっては「舞子がいまだに忠盛の心の中にいる」という懸念でもあるのです。思い乱れる表情の宗子で今回は締め。

【今週のあっきー】
「瀬をはやみ」の歌を披露するあっきー。和歌好きだけあり、佐藤義清を側に仕えさせたいようです。この御歌は恋の歌だけれど、何か別の思いがあるような…と察する義清。うんうん、そうですねえ。


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