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2012/02/18(土) 「平清盛」第6回「西海の海賊王」
前回からの続きで、瀬戸内の海賊を追捕しに海へ出た平家一門。ところが海賊が思いのほか強く、清盛の守り役である盛康が矢を受けて重傷を負います。

この場面で清盛が動転するのは、盛康が清盛を人一倍心配していた守り役だということを前回までにしつこく描いてきたからこそ説得力があります。「もぉ〜しわけございません!」の連発はコメディタッチに見えたのに、この負傷場面のショッキングさにしっかりつながっている。うまいです。

いったん陣地に引き返した平家。忠盛は「あれは唐船だ」と指摘しますが、なぜ唐船が瀬戸内をうろついているのかは分かりません。清盛はそれを探るため、小舟でこっそり海へ。ここで清盛が舟を出す場面は、1話で平太が小舟に乗る場面を思い出させます。1話では大人に舟を押してもらっていたのに、今では1人で舟を出せるようになっています。そこまで考えての場面だとしたら、よく練られていますよね。

出した舟にはなぜか通憲が乗っており(登場の仕方がいつも唐突)、一緒に海へ…でると、海賊に襲われ、2人は唐船に連行されてしまいます。放り込まれた船倉で宋人と出会い、中国語が話せる博識の通憲がさっそく情報収集。

ここで海賊の棟梁・兎丸が登場。兎丸は、1話で忠盛に討たれた盗賊・朧月の息子でした。捕えた清盛が忠盛の息子だと知った兎丸は、清盛を帆柱から吊るし、「ガキを助けたければ1人で沖へ出よ」と忠盛に矢文で告げます。

逡巡する忠盛に、「自分が行く」と忠正。清盛のことは認められないながら、忠盛にとってそこまで大事なら、助けに行こう、というのでした。

明け方、清盛の目に入ったのは忠盛を先頭にした平家船団。不意を突かれた海賊側は、平家側に圧倒されます。忠盛を見つけた兎丸は船倉に突き落として追いつめますが、そこに清盛が助太刀。かつて「お前は忠盛の実子ではない」と兎丸に言われて、自分の生きる道が見えなくなった恨みをぶつけるように切り合います。

2人が甲板に出るとすでに海戦の勝敗は決しており、清盛と兎丸の1 on 1に。ここで、その場の誰も手出しをしないのがいいですね。これは清盛にとって必要な戦いだと、みんなが分かっている。だから、手も口も出さずに、ただ見守っています。「おれは武士だからだー!」と宣言して勝利する清盛。「やっと吹っ切れたか」という忠盛の表情もよし。

【今週のあっきー】
 今週は登場がありませんでしたので、朝廷パートの感想を。
 得子が早くも懐妊。第一子の叡子内親王(1135年誕生)でしょう。廊下で得子とすれ違い、自ら道を譲る璋子。ここはちょっと理解できませんでした。この時点で得子は女御にもなっていないので、璋子より数段下です。道を譲った得子が、自分の前を璋子が通った瞬間に「ややができました」と告げる方が良かったのでは。
 この顛末を佐藤義清に話す堀河局。これが何と寝所で、堀河さんの髪のほつれ具合がどう見ても同衾後なんですね。この2人、いつの間にそんな関係に…。堀河の和歌を義清が直す場面がありましたが、あの歌会の時点で堀河と義清は関係を持っていたのか、はたまたその後なのか…と考え始めると、歌会はそうとう含意のあるシーンだったわけですよ。いやー、藤本脚本、恐ろしいです。

次回は井浦あっきーも登場予定。期待して待ちましょう!


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