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2012/10/17(水)
「平清盛」第38回「平家にあらずんば人にあらず」&拍手お礼
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時忠の有名な台詞をサブタイトルに関した第38回。演出は渡辺一貴さんです。
視聴率は最近の中では良かった(14.3%)らしいのですが、実はこの回はあまり印象に残ってないのです。禿(かむろ)のビジュアルがそんなに私のツボではないからかなあ。好きな人はすごく好きだと思うのですが。
というわけで今回の感想は箇条書きで、簡単に。
・時子が倒れる。それはいいのですが、なんと生田さんが落飾しているのです。しかも見た目年齢が変わっていません。驚異のアンチエイジングです。
・病で官職を辞したという重盛。胃痛か…目がうつろになっています…。(つД`)
・徳子の結婚相手クイズ。「まだ若い」「正月に元服した」だけで分かってしまう重盛。それだけのヒントで分かるとか、なんて勘がいいんだ。
・議定の場でほつれ髪を撫でつけている成親。そこらへんの女よりよっぽど色っぽいですよねこの男…。ツイッター上では後白河院御所から直接出勤しているのではないのかという後朝疑惑まで出ておりまして、いや何ともエロい。さすが芙蓉の殿上人です。
・重衡の舞がイイネ!貴公子だね!辻本君が似合っています。
・八条院が政敵を追い落とす手段は「デマを流す」。得子ゆずりだな、これは。
この回、ツイッター上でちょっとした話題になったのが「五条大橋」について。
「鴨川の川幅はもっと広いのに、橋が短すぎ」 「殿下乗合事件で基房の輿が橋の下を通ってたのも有り得ない、高貴な人はそんなことしない」 「そもそも当時、あの場所に橋は掛かってない」
といったツッコミが入ったのですが、私が思うにあの橋は、
舞台装置
です。
演劇でたまにあるのですが、ある程度高さのある橋を舞台上に掛けて、橋の上と下で別々のエピソードが進行してたり、上と下の人同士が会話したりとかいう風に使われます。舞台を三次元的に使うわけです。
このドラマは鳥羽院の「朕を射てみよ」のシーンとか、舞台演劇っぽいことを時々やるんですが、劇中の橋もそれじゃないのかな、と。だからまあ、川幅がどうとか言っても野暮なだけです。
【拍手お礼】 10月16日に拍手下さった方、ありがとうございます♪またおいで頂けたらうれしいです。
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