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2012/01/08(日)
「平清盛」第1話
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NHK大河ドラマ「平清盛」の放送が始まりましたー♪
面白かったです。期待して公式サイトとか、まめにチェックしてきたのが全く無駄じゃなかった。引き続き視聴決定です。
低い地位からのし上がっていく、今後の清盛の原点がしっかり描かれていましたね。忠盛渾身の一喝、「死にたくなければ、強くなれ!」がガツンときました。父が地面に刺した剣が、平太が引っ張ってもなかなか抜けないっていう描写もイイ!
第一話らしく、今後のストーリー進行の基本になるエピソードがあちこちに盛り込まれていました。「子供のように」という舞子の言葉、海に生きている忠盛一家、汚れ仕事をさげすむ貴族…などなど。血にまみれる「業」を引きうけながら、貴族にはあごで使われる報われなさ。こういう状況だからこそ、清盛の心の底に「これを変えるには、自分が強くなるしかないんだ。自分で行動して、新しい動きをつくっていくしかないんだ」という思いが生まれる…というのがよく分かる見せ方になっていたと思います。
よれよれで泥だらけの着物、コーンスターチ大奮発の画面もリアルさが感じられて、成功していると思います。(やはり「江」は上品すぎましたね…。あれはあれで一つの路線なのかもしれませんが、私は今回のような泥臭いのが好きです。)次回以降は本役の松山さんが登場するので、ますます楽しみ。
そういえば、清盛が厩(うまや)で産まれたのがちょっと驚きでしたが、考えてみれば祖父の正盛は藤原顕季(白河院の乳母子)の厩の別当だったので、忠盛がとっさに舞子を厩に連れ込んでもまあおかしくはないかな、と思います。少なくとも、荒唐無稽な設定ではないです。
あと、ちらりとしか出ませんでしたが藤原忠通がいい味を出しているなと思いました。彼に関しては、長く「凡庸な人」という認識だったのですが、最近ようやくその老獪さが分かってきたので、あのいやらしい顔がかなりハマって見えまして。崇徳院や頼長を陥れていく描写が見たいです。
【今週のあっきー】待望の井浦天皇は次回以降らしいのですが、ちびあっきーが可愛くてどうしようかと…本役に代わるの、もうちょっと延ばしてもいいかななんて思ってしまいました。しかし、5歳の段階で父が白河院だと知っていた描写はちょっとやりすぎかもですねぇ。そら鳥羽院も血相変えるよ。
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