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2012/01/17(火) 「平清盛」第2話の補足
1つ前の投稿が字数オーバーになってしまったので、補足です。

【今週のあっきー】今週は崇徳帝の出番がありませんでした…。ですので、特に脈絡もなく挿入されていた鳥羽院と璋子の閨事について。本作では叔父子説を採った上に、崇徳帝即位時点で鳥羽が璋子の不倫を知るという設定だったのですが、それだとその後も鳥羽院と璋子の夫婦関係が続いて後白河院ら子どもたちが生まれることの説明がつかないのではないか、と危惧していました。

ですが今回、鳥羽院が痛々しいほど憔悴した様子で璋子に花を贈り続けている描写でうまく辻褄が合ったように思います。白河院との不倫でプライドを打ち砕かれた鳥羽院は、璋子の心を引き寄せることでしか自信を取り戻せなかったのではないでしょうか。璋子のもとに通っていたのは愛しているからというより、自分の精神安定のためという感じでしたね。

仮に璋子が感情をはっきり表す人で、「私、上皇様のことなんてどうでもいいの」という態度だったら、鳥羽院も(悲しみはしても)あきらめがつくと思うんです。ところが璋子は育ちがいいばっかりにいつもほわ〜んとしていて、白河院にも鳥羽院にもにこやかなものだから、鳥羽院は「璋子は一時の迷いで白河院と同衾してしまっただけで、本当は夫を思っているのではないか」というかすかな望みを抱いて、彼女にすがってしまうんです。…なんて罪な女だ、待賢門院…。

このあと得子が登場するわけですが、璋子への歪んだ思いに対して得子への愛情はどう描かれるのか、興味深いです。


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