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2009/05/05(火) 日展富山展@県民会館(4/29)
4月29日に、「日展富山展」を見てきました。

以下はあくまでも、素人の感想ということで。

富山展の展示作品がアレだったのかもしれないんですが、正直それほど印象に残りませんでした。

レベルが高いのはなんとなく分かるんですけど、その場から動けなくなるくらい強烈な作品は、ない。どれも平準化というか、均質化されていて、優等生的。「上手ですね」くらいの感想しか出てきません。

女性を描いた絵もいろいろありましたが、おしなべて従順そうなお嬢さんという雰囲気で、印象は薄いです。顔立ちもみんな端正には間違いないんですが、特徴がありません。絵の前を離れて3秒たったら、どんな顔だったかもう忘れてしまう。通販のカタログに載ってるモデルみたいな顔なんです。人形かマネキンのようと言ってもいいかもしれません。とにかく、体温が全然感じられないのです。

藤森兼明氏のアドレーションシリーズに至っては、またこれか、と。背景に宗教画+中心に現代女性という組み合わせですが、毎回同じ女性を描いてるんですよね。それも服とポーズが多少違うだけで、椅子に掛けているという点も表情もほぼ同じ。なんで飽きもせずこのパターン?と思わずにはいられません。女性の表情も何の感情も読み取れない、これまたマネキンさんですし。
両親と見に行ったんですが、父親はこの絵を見て(藤森作品を見るのは初めて)「後ろの宗教画がなかったらもっといいよな。」と超素直な感想を述べていました。初見で怖いくらい核心的な指摘をしたよこの人…。

作品数が多いので見るだけで精一杯、ということもあるのでしょうが、これと思える作品がなかったのが残念でした。


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