日記 & 更新情報
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2013/02/24 更新情報
2013/02/17 うわああー。
2013/02/09 徒然なるままに
2013/01/31 結局「何を優先するか」という話。
2013/01/20 「八重の桜」を見るのがつらい。

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2009/05/29(金) 拍手お礼
28日21時、22時台、29日午前2時台に拍手くださった方、ありがとうございます!

>28日22時台の方
えー!ヤフーからリンクされてたとは知りませんでした。びっくりです。芥川かっこいいですよね。作品ももちろん好きなのですが、目と眉がキリッとして美形だな〜と思います。
応援メッセージありがとうございます(^^)よろしければ、またおいでください。

2009/05/28(木) 拍手お礼
きょう19時台に拍手くださった方、ありがとうございます!
またおいでいただければ嬉しいです。

2009/05/22(金) 拍手お礼&更新情報
19日19時台に拍手くださった方、ありがとうございます。
今月もちょこちょこ更新しておりますので、またおいでいただければうれしいです♪

「へいけものがたりがたり」に「名馬録」を追加しました。

2009/05/17(日) 更新情報
どくしょ遍歴に上野正彦「死体を科学する」を追加しました。

今日は暴風雨で、全然外に出られませんでした〜。暑かったり寒かったり、天気がころころ変わっています。

2009/05/10(日) 更新情報&パレット展@近美(5/3)
▼更新情報
・トップ画像を初夏らしく変更。
・「源平同盟」様はリンク切れとなっていたため、バナーを削除しました。
・どくしょ遍歴に有本香「中国はチベットからパンダを盗んだ」を追加しました。

▼パレット展@近美
 富山県立近代美術館で開かれている美術展「色彩は踊る 巨匠たちのパレットと作品―梅原龍三郎からピカソまで―」(http://www.pref.toyama.jp/branches/3042/exhibition/exh_2009/exh_09_1.htm)を見てきたので、感想を書いておきます。

 何より強烈な印象を食らったのが、目玉作品のひとつ「窓辺裸婦図」(梅原龍三郎)です。女性が窓を背にして椅子に座っているため、人物画にしては珍しく逆光になっていて、そのため顔が暗い色で塗られています。せっかくのモデルが逆光というのはおかしな感じがするのですが、よく見ると暗く塗られているのは顔だけです。これが身体の存在感を高めています。
 その身体はというと、オレンジと赤の中間のような色で塗られています。実際の女性の肌はこんな色ではないはずです。この赤は、肌の下を流れる血の色なのではないかと思いました。脈打つ血は、その人が生きていることの証です。その色で身体を描くことで、まぶしいまでの肌の輝き、弾力性、体温を描き出しているのです。
 この女性、一見すると二の腕やふくらはぎに肉がついていて、豊満な体型という印象を受けるのですが、よく見るとお腹が割れていますし、ふくらはぎは筋肉が盛り上がり、両足もがっしりと床について安定感があります。よく体を動かしているエネルギッシュな女性なのだろうということまで想像できます。
 暖色の室内と、窓の外の濃い緑の対照的な色使いも鮮烈です。

このほか、「モロッコ(カスバの人々)」(野口弥太郎)もいいなと思いました。輝く白壁の家に、雲ひとつない濃い青空。太陽は描かれていませんが、強い日差しが照りつけているのだろうということが想像できます。日本では見られないような、抜けるような青空の色が開放感を感じさせる一方、その下を歩く人々は黒いベールやターバンをまとった禁欲的な格好です。このコントラストがなんともエキゾチックでした。

2009/05/05(火) 日展富山展@県民会館(4/29)
4月29日に、「日展富山展」を見てきました。

以下はあくまでも、素人の感想ということで。

富山展の展示作品がアレだったのかもしれないんですが、正直それほど印象に残りませんでした。

レベルが高いのはなんとなく分かるんですけど、その場から動けなくなるくらい強烈な作品は、ない。どれも平準化というか、均質化されていて、優等生的。「上手ですね」くらいの感想しか出てきません。

女性を描いた絵もいろいろありましたが、おしなべて従順そうなお嬢さんという雰囲気で、印象は薄いです。顔立ちもみんな端正には間違いないんですが、特徴がありません。絵の前を離れて3秒たったら、どんな顔だったかもう忘れてしまう。通販のカタログに載ってるモデルみたいな顔なんです。人形かマネキンのようと言ってもいいかもしれません。とにかく、体温が全然感じられないのです。

藤森兼明氏のアドレーションシリーズに至っては、またこれか、と。背景に宗教画+中心に現代女性という組み合わせですが、毎回同じ女性を描いてるんですよね。それも服とポーズが多少違うだけで、椅子に掛けているという点も表情もほぼ同じ。なんで飽きもせずこのパターン?と思わずにはいられません。女性の表情も何の感情も読み取れない、これまたマネキンさんですし。
両親と見に行ったんですが、父親はこの絵を見て(藤森作品を見るのは初めて)「後ろの宗教画がなかったらもっといいよな。」と超素直な感想を述べていました。初見で怖いくらい核心的な指摘をしたよこの人…。

作品数が多いので見るだけで精一杯、ということもあるのでしょうが、これと思える作品がなかったのが残念でした。


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