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2007/05/08(火)
怪光線
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12日の4:43
もくじ ・マヴカプ2レビュー
マヴカプ2こと「マーヴルVS.カプコン2〜ニューエイジオブヒーローズ〜」こそ、 薙が2007年5月現在でも、自身を持って、現存する格ゲーの中で最高の作品であると断言できるゲームである。 家庭用は、PS2とDC。Xboxでも出てるとか。
敵が見えなくなるほどのハイジャンプ、空中の敵に自らも跳躍して空中で連続攻撃を放つエリアルレイヴ、 格ゲーとしては極めて簡易なコマンドでありながら画面を覆いつくすほどの迫力ある大技と多段ヒットによる爽快感、 チームバトルによる戦略性、スパイダーマンやX-MENなど有名なキャラクター…など、 「派手さと爽快感」を持ちながら難しいレバー操作などはほとんどなく、 初心者でも操作しやすいながらも奥は浅くなく、極めようと思えば奥が深い、VSシリーズ。 その最後の作品であり、最高の作品がこのマヴカプ2である。
それまでのVSシリーズと違う点は、大きく言って次の通り。
1:3on3の対戦である これまでは2on2であった。 選んだ3人のキャラは、対戦中、好きなときに交代が可能。 残り体力の少ないキャラを戻して休ませたり、相手が交代する前に一気に攻めて倒したり、 逆にわざと交代させて、その隙をついて大ダメージを与えたりといったカケヒキが生まれる。
2:いつでも援護攻撃を呼べる 今までは仲間に援護攻撃をさせるときは、地上でコマンド入力をしなければならなかった上、 援護攻撃を呼ぶときは攻撃中であってもキャラがポーズを決めたため、攻めが一瞬中断されてしまった。 今回は、ジャンプ中であっても援護攻撃を呼べるほか、攻撃中に呼んでも 呼んだ側のキャラはポーズも何もとらないため、攻撃の手を休めることなく援護攻撃を呼べる。 これにより、文字通り休みなく攻撃できるようになった。 また、相手の攻撃に対して、ガードしながら援護攻撃を呼ぶことで反撃する、という使い方も可能になった。
3:キャラが多い これは今までのVSシリーズからの相違というより、純粋な長所である。 隠しキャラクターを含めると総勢56人ものキャラクターがいる。 リュウ、ケン、ロックマン、ジル、スパイダーマン、ハルク、サイクロプスなど多くの人が知っているキャラから キャプテンコマンドー、ストライダー飛竜、マロウ、ブラックハート、サノスなど マイナーなキャラまで、バリエーションは非常に幅広い。
4:その他の新システム 今までの援護攻撃は「このキャラはこの技」と固定だったが、 今回は全キャラにそれぞれ3種類の援護攻撃が存在し、選択可能になっている。 つまり56*3=168種類もの援護攻撃が存在することになる。 また、必殺技からハイパーコンボに技を繋げたり、ハイパーコンボの途中で 後続のキャラクターのハイパーコンボへ、更にもう1人のハイパーコンボへと 連続でハイパーコンボを繰り出す「ディレイドハイパーコンボ」も新要素である。
といった具合に、今までのVSシリーズの単なる続編やキャラの増加ではなく、楽しみが増えている。
やりこみに関して言えば、キャラ56人中、半数以上が隠しキャラであり、 ゲームをプレイすることで溜まるポイントを消費して購入していくかたちで出現させることになる。 そのため、全キャラ出現のためには必然的にやりこむことになる(良しと見るか悪しと見るかは個人の判断)。 また、全キャラぶんの隠しカラーもポイントで購入する。
全キャラ・カラー出現後の隠し要素は無く、純粋に対戦格闘のみとなる。 また、ゲームモードが事実上「アーケードモード」「対戦」「トレーニング」くらいしかなく、 隠し要素出現後のやりこみ要素は、ほぼ無いに等しい。 が、当然ながら、友達と対戦をやりこんだり、1人でもコンボを研究したりは出来る。 薙はそれこそがこのゲームの醍醐味であると感じる。
薙がこのゲームに感じる欠点は2つ。 1つは前述の、ゲームモードの少なさ。せめてサバイバルモードくらいあってもよかったのでは、と思う。 もう1つは、コンピュータの弱さ。 コンピュータのレベルを最高にしても全く歯ごたえが無く、 苦手な(弱い)キャラを使ったり、ふざけて戦わない限りめったに負けない。 言うなればコンピュータ戦は「練習台」とでもいった感じで、対戦相手と呼べるほどの強さが無い。 それゆえ、薙が1人用で一番長くプレイしたのはトレーニングモードになっているという異質なゲームになっている。
薙がこのゲームをなぜ気に入っているかという最大の理由はここでは明かさない。 このゲームに落ち着いて余裕を持ってプレイできるくらいに慣れた頃、 このゲームが好きならばきっとおのずとワカると信じているからである。
とにかく良ゲーなので、薙がプレイしてきたゲームの中では「お勧め」のゲームである。
レスなし
昨日の絵修正してみた (編集ソフトで強引に
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