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2007/04/26(木) こう、ペコン丼でヨンジョネ
明日ゲーセン行きます。29:51



もくじ
・薙的ゲーム批評:北斗の拳 世紀末救世主伝説



199X年、世界は核の炎に包まれた!!
海は枯れ、地は裂け、あらゆる生命体が絶滅したかに見えた。

………しかし………
人類は死滅していなかった!!
ある者は井戸水を掘り当てようとし、ある者は一握りの種モミに米の収穫を願い、懸命に生きていた。

だが、世界は暴力が支配する時代になってしまっていた。
心無い悪党どもが支配する無法の荒野………
そんな世紀末の乱世に現れた一人の男。
彼の名はケンシロウ。一子相伝の拳法、北斗神拳の伝承者。
北斗神拳には「北斗現れるところ乱あり」という言い伝えがあった。

力なき民を救うため、悪党どもとの戦いが今始まる!!!

………というのは、原作の「北斗の拳」のストーリー。
この、マンガ「北斗の拳」をベースにした、プレイステーションのアクションゲーム。
それがこの「北斗の拳 世紀末救世主伝説」である。

マンガやアニメなどの原作をゲーム化したものは、えてして
原作にないキャラクターが出てきたり、原作の良さが表現されていなかったり、
何かと脱線しがちなのが目に付く作品が多いですが、このゲームは
ストーリー展開が原作どおりで、原作に出てきた主要キャラクターが勢ぞろいします。
しかも、原作の名シーンが、3Dキャラによってフルボイスで再現されます。
「お前はもう、死んでいる」
「今日よりも、明日なんじゃ!!」
「敵を欺き活路を開くのも、我らが拳法の奥義」
「俺は天才だ!!」
「せめて痛みを知らず安らかに死ぬがいい」
「汚物は消毒だ〜!!」
「あべし」「うわらば」「いってれぼ」
etc.etc.
これは燃える。

ゲームシステムは、奥なり手前なり左右なりに自在に歩けるフィールドで、
次々に現れる悪党(ボスなどは1対1)をパンチやらキックで倒していくもの。
薙がプレイした他のゲームで例えると、3Dになったファイナルファイトみたいな。
パンチ連打で連続攻撃が出るし、パンチとキック同時押しで百烈脚が出たりと、操作は簡単。
序盤の雑魚なら彼の強さもあって、説明書なしでも倒せますが、
しかし簡単かというとそうでもなく、後半は敵の攻撃が少しずつ激しく多彩になり、
コツを掴まないとノーコンティニュークリアは難しくなります。

また、この戦闘システムの特徴であると同時にゲーム最大の特徴でもあるのが「リアルタイムあべしシステム」。
これは、敵が攻撃しようとした瞬間、またはHPが0になった敵が気絶している瞬間に
何でもいいので攻撃を当てると、画面が切り替わり、拳のマークが7つ表示されます。
この拳のマークの向き通りに時間内にボタンを入力すると、秘功を突いたことになり、
雑魚なら周囲の雑魚を含めて全員即死、ボスなら大ダメージ、もしくは勝利になります。

この「リアルタイムあべしシステム」、入力中に雑魚が
「お〜?なんだそりゃ?くすぐってぇ!」
「効かぬ、効かぬなぁ〜」
などと喋っており、入力が完成した時点で喋っている言葉が断末魔に変化するという入魂ぶり。

「バカめが、そんなん効くかよ!」
→「バカめが、が?がばが、がばびゅ!」
→「バカめが、そんなん効くかよ…よ、よ、かよ、よ、よるわぁ!」

また、ボス(及び中ボス)は、これを使わないとトドメをさせません。
パンチやキックで倒せるほど強敵(とも)は弱くないのです。

このシステムも一見、表示されたとおり入力するだけで最初は簡単じゃんと思わせながら、
後半は拳のマークがクルクル回っていたり、ややこしくなっていて奥が深い。


また、このゲームには、最大の魅力でもある、おまけモード「世紀末シアター」があり。
これはゲーム中に出てきた原作の再現シーンを閲覧できるだけでなく、
そのセリフを入れ替えて遊べる一撃必殺のモード!!
ケンシロウに村人のセリフを言わせたり、トキにアミバのセリフを言わせたり、思いのままです。

http://www.youtube.com/watch?v=msdQnwRK6QY
http://www.youtube.com/watch?v=eSew96sCQig&NR

オープニングムービーは原作のアニメの主題歌「愛をとりもどせ!!」。
3Dキャラクターで再現されています。

また、ケンシロウや敵キャラたちを使って対戦できるモードがあり、
使用できるキャラクターはストーリーモードの進行度に反映されるほか、
世紀末シアターで使えるシーンやセリフもストーリーモードによるため、若干のやりこみ要素もあります。

さらにはロード時間が非常に短く展開もスムーズです。

欠点は、ストーリーモードを終了したい場合、章をクリアしても
「ゲームを終了しますか」と聞かれず問答無用で次の章に進んでしまうため、
戦闘シーンまで進んでスタートボタンメニューで終了させない限り死闘が終わらないことくらいですかね。
あと、対戦モードでComと戦いたいときも2コンが必要になるくらい。

しかし、なんといっても世紀末シアターです。
このような遊びをできるゲームは、他に見たことがありません。
あくまでオマケにすぎませんが、世紀末シアターの面白さは、
「このゲーム(の、ストーリーモード)は、世紀末シアターのためにあったのだ」
と思えるほど。
とはいえゲーム自体も面白く、北斗の拳を知らない人も、北斗入門として楽しめます。
薙も実際これが北斗を知るキッカケでした。



レスない



さまんさ


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