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2006/06/07(水)
無理すれば触れる
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触るとたいてい後悔する。23:13
もくじ ・薙的ゲーム批評:バーチャロンマーズ
ゲームセンターで稼動しているバーチャロンフォース。 その跡継ぎであり、PS2…つまり家庭用専用であり、最新作であるのがこのバーチャロンマーズである(はず)。
ロボットアクションシューティングとでもいうのだろうか… 人型(一部のみ例外あり)のロボット”バーチャロイド(VR)”を操作し、 銃撃戦や格闘を行い、敵を倒すというのが大方の目的になる。
システムとしては…同じロボットもののACと比較してみると… 機体をカスタマイズし、カスタマイズした機体によってどのような戦術で戦えば 機体の性能を最大限に引き出せるかというACのようなゲーム性とは違い、 バーチャロンは「攻撃すればするほど隙ができる」 「離れれば安全だがこちらの攻撃も当たらない」 「近づけばこちらの攻撃があたりやすいが自分も被弾しやすい」など、 それぞれの行動にメリットとデメリットがある中で、いかに効果的に動くかというその場の判断力が大きい。 全体的に動きがACよりスピーディなことや一撃一撃のダメージが高いこともあり、 瞬間的な反射神経や敵の行動を読む能力、 またミスのない確実な操作などが勝敗を分けるようなゲームになっている。 その点ではマヴカプ2に似ているが、マヴカプ2は攻撃し続けても隙がなく ガンガン攻めていける感じであるのに対し、バーチャロンは前述の通り、 攻撃時に隙が生じるため、闇雲に攻めていくわけにはいかないのだ。 攻め時と引き際を見抜き、敵の攻撃の瞬間を見抜いて回避行動をとり、 即座に反撃体勢をとって相手の隙に攻撃をヒットさせるのが面白いゲームといえる。
プレイヤーが選択できるVRの種類だけど、けっこう多い。 しかし、類似品が多いのが残念かもしれない。 特に、テムジン系列の テムジン707S、テムジン707S/V、テムジン707J、テムジン707J/SF、テムジン747J、テムジン747J/V などは、言われないと違いがわからないこともある。 でも冷静にみると類似品は一部の機体だけなので(アファームドTFとアファームドTFACなど)、 やはり選択できる機体は多いと考えてよいはず。
1人用のモードは、ストーリーにそって進むドラマチックモードと コンピュータ操作の僚機と共に敵を倒していく、チャレンジモード(所謂アーケードモード)に大別される。 2つしかないのでちょっと少ない気もするけど、ドラマチックモードはそこそこ完結までが長く、 何週かしてスコアを高めたりできるし、そもそも各種機体を手に入れる条件になるので けっこうやりこむことになる。 この手のものは下手するとだんだん作業のように感じてやる気が無くなりガチだけど、 薙は、1週目より2周目、2周目より3周目と、前の週で苦戦していたミッションが 前回より上手に攻略できるようになっていたりして上達を感じられるので飽きなかった。 ただし「様々なミッション」と書いてあった(ような気がする)けど、 ミッションの約8〜9割は、敵を倒すだけのシンプルなものになっています。 拠点防衛やトレーラ破壊はあるけど、稀にある例外のような感じ。 チャレンジモードは、純粋に対戦を楽しむモード。 ただ、出てくる敵の順番が固定なので、かえってこちらのほうが飽き易いかも。
概要はこんな感じ。 細かい不満をあげると、 ・VR選択画面の操作性の悪さ VRが一覧で表示されるのでなく、一列に並んでいるのを順番に選択していかなければならない(全モード共通)。 1つカーソル動かすごとにロードがあるので若干ストレスのもと。 ・ドラマチックモードのスキップが遅い ドラマチックモードは1ステージごとにフルボイスによるミッションやストーリーの説明があるけど、 それをスタートボタンでスキップ可能になるまでに10秒ほどかかる。 ○ボタンやスタート連打で、文字だけをどんどん送って「任務受諾」の画面まで パッパッと進むことはできるけど、その10秒ほどのローディングが終わるまでは、 どのみち次の画面に進むことはできない。
こんなところかな。 総評としては「自由な操作性」は無いけれど、わりとシンプルな操作で、 ダッシュやジャンプ、攻撃などメリハリのある動きをしてくれるので爽快感があります。 これはACには無いポイント。 割と面白いと思います。
レス なし
しっぽをくわえているように見える。
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