|
2006/05/09(火)
ちからのたね
|
|
|
ドラクエの「ちからのたね」が種であるならば、植えれば「ちからの木」が育つということでよろしいですね!23:04
もくじ ・薙的ゲーム批評:ゼノギアス
プレステのRPG。 中に人間が搭乗して戦う巨大兵器「ギア」が、ストーリーやシステムに大きく関与します。
スクウェアのくせにキャラクターが2Dなので、2Dスキーな薙としては好感触。 反面、ギアやマップはポリゴンで表現されていますが、こちらはビジュアルとしては今ひとつ。 まぁ、発売がFF7くらいの時期(…たぶん)だから、しょうがないかなぁといった感じ。 それでも、3Dマップはけっこうよくできています。 LRを使って、マップを360度回転できるんです(たまに不可能なところもあるけど)。 当時これを可能にするとはさすがスクウェア。
戦闘システムに関しては、弱、中、強の3つの攻撃を組み合わせて連続攻撃を組み立てるというもの。 弱は1点、中は2点、強は3点で、6点ぶん攻撃できるなら、 弱→中→強 弱x6 強→強 弱→弱→中→弱→弱 など、組み合わせは多岐にわたります。 また、多彩な攻撃を繰り出していると必殺技を覚えることもできます。
これは一見面白そうですが、システムとしては割と単純で、ゼノギアス独特とは言いがたい感じ。 ちなみに、ギアに搭乗して戦うことも多々(…というかボス戦の大半がギア戦で、 ラストダンジョンにいたってはギアでしか侵入不可能)ありますが、 ギアに乗っても、特別なシステムはあまりありません。 連続攻撃が不可能になり(必殺技を使う場合のみ2回の連続攻撃になる)、 攻撃するたびに燃料を消費して燃料切れになると防御で燃料を回復したりする必要が出てきたりする程度。
では、RPGで肝心なストーリーですが。 ストーリーに関しては、かなり深いです。 深すぎて、なんとなく進めても理解できないこと間違いなしです。 次にどうすればいいか、などは明確に出るので進行上は問題ないですが。 多重人格者、転生(生まれ変わり)、体の乗っ取り、数年前に呼び合っていた名前での会話、別人物への覚醒etc... 誰と誰が同一人物で、どの時代の誰と誰が知り合いで、誰が誰に乗り移って… などの人間関係の把握がとても難しいです。
ただ、設定資料集や攻略サイトなどで説明されています。 1回クリアしたら、ぜひこれらの情報を収集してプレイしてみましょう。 「この人のこの台詞はこういう意味だったのか」 「あの人は、このことを知ってたからこう言ったのか」 と、意味が分からなかったアレやコレがどんどん1つの線になって繋がっていきます。 これがとても面白いです薙的には。
あとは…特に後半、精神的に残酷だなと思う場面がかなり多いです。 人肉が工場で加工されてたり、人々が化け物に変貌したり、かつての仲間が改造されたりします。 ↑若干のネタバレ 別にすごくグロい描写があるわけじゃないんですが。
とまぁ、ストーリー的には深みがあって面白い(まぁ、悪く言えば分かりにくい)んですが、 残念なのは、ディスク2になったとたん、テロップばかりになってしまうということ。 それまでとは全く違い、文字と画像ばかりで勝手にストーリーが進んでいき、 いきなりダンジョンに到着させられたり、いきなり戦闘まで物語が進んだりします。 やっと自由行動になるのは、ラストダンジョン突入直前です。 これはもったいない。 せっかくだから、最後まできちんと作ってほしかった!
クリア以外の、やりこみという点では… ドラクエでいう「ちからのたね」に当たるアイテムが高額で店に出ているので、 資金を稼いではキャラクターに薬物投与してステータスをあげまくったりとかできる程度かな。 Lvは、そんなに時間かけずに99まで上げられます。
総評では10点中9点。 RPGなので、ストーリーが重要と考えると、このゲームはかなり高得点です。 ただ、深いぶん分かりにくさも抜群ですが、ストーリーの理解を深めていくのがとても楽しいゲームです。 戦闘システムやゲーム性の派手さは薄いものの、悪くはないので面白くないということはないと思います。
…余談ですが、3Dマップは迷子になりやすいので方向音痴の方は気をつけて!
レス >21:31 あら…つい今日、新しいギルドを作るとかって書き込みしたばかりなんだけど… うーん… まぁ、答えが出たら、掲示板に書き込みします。
ワルドック様のリクエストは萌えポップでした。
|
|
|
|