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2007/11/20(火)
屍鬼
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もし、自分の大切な人が死んでしまったとして。 その人が生き返ったとしたら。 そして、その人が人を襲う化け物だったとしたら。 貴方はどうしますか?
「ジャンプSQ」にて。藤崎竜先生が 小野不由美さんの「屍鬼」をマンガにする と知って、小躍りせずにいられない 今日この頃。 うわ、楽しみ!御二方とも大好きな先生なので、 期待せずにいられません。 ああ楽しみ。楽しみすぎて眠れません!!
小野不由美さんにハマったきっかけは 「十二国記シリーズ」の私。 一時期、小野さんの作品ばかり読んでいた時期が ありまして、「屍鬼」もその時知りました。
とにかく怖い。きゃっ☆なんてレベルじゃない。
死んだはずの死体が起き上がって人を襲うという、 聞いただけでは「ふぅん、定番ホラーじゃない?」 という設定。 でも、起き上がった死体が、生きてる時そのままの 記憶を持ってるとしたら。 自分の知り合いが、子供が、友人が、 生前と変わりなく、動いてしゃべってるとしたら。
もう一度、殺せる?
善悪の葛藤、復讐、愛情、どれが正しくて、 何が間違っているのか、読んでいると 分からなくなってきます。 とにかく面白いとしか言い様がありません! お願いします読んで下さいと、 土下座しつつ文庫を人々に配り歩いて布教したい位。
あまりにも怖かったので、一度読んだきり 封印していたんですが、これを機に もう一度読み返してみようかな。 「屍鬼」だけ写真に収めるのは怖すぎると思い、 フジリュー先生の画集も一緒に撮りました。 パチリ!
何はともあれ。 もし大切な人が生き返ったとしたら、 私は怖くて泣いてしまうかもしれませんね^^; でも、退治しようとした人達に、 この人を殺さないでと懇願すると思います。
本当、に?
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