旅人の唄
屋根の上から叫んだ、自己満足のカケラ。
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2008/01/06(日) 泣きたくなるから、なかなか書けないだけなのかもしれないね。

何も無いのに苛々とするのは、底の浅さをよく示している。



僕は、正直な話。
自分がとても薄っぺらな人間である事は、よく解っている。
経験も知識も知恵も、未だに未熟で。
誰もが極々平凡につまづきながらも越えて行ける事を、いつまでもその先に行けないでいる。
勿論其処に居るのは自分だけではないだろう。
それどころか、こんな所よりもっと苦しい場所なんてごまんとあるだろうし、辛い場所だって楽しい場所だってなんだってこの世界には存在しているんだろう。
人によって価値観も様々だから、同じ場所に居ても違う感情を抱いている人もいる事だろう。
多分、僕は。
自分で内心苛々しているんだ。
いつまでも、迷子の子供みたいに。
誰かが迎えに来てくれる事を待って、膝を抱えて泣き喚いている自分が、心底忌々しいんだ。
だから僕は自分が嫌いだし、嫌い以上に自分自身がどうでもよい。
だが、いざとなると。
あらゆる攻撃的且つ前向きな思考は、夜闇の湯煙の如く容易く消えて。
一番奥の、奥の方に居るちっぽけな自分が、顔を出す。
臆病で泣き虫で、弱っちい僕。
なんで泣くのかなんて、もう分からない。
元々の原因からもう、大分離れた場所に居るのに。
結局何時も、本当に誰かが僕を迎えに来て手を差し伸べても。
僕は、その人達に見向きもしない。
現に僕は、仲間の誘いも断り、アドレスどころか転居した事さえ誰にも教えてはいない。
なんでそうするのか、そうしたいのかも、ずっとわからなくて。
だけど、ソレは昨日唐突に理解してしまった。
もう、あの話をリアルタイムで読んだ人は、どれくらいこんな所に足を運んでいてくれてるのか分からないけど。


―――あの瓦礫雨の後に、あの子が叫んだ事と同じだったんだ。


やっぱり、僕は幸せ者で。
今までの人生、こんな奴のちっぽけな力さえも羨むもの好きが居た。
こんなちっぽけな存在自体を、妬む言葉を投げ掛けた人も居た。
だけど、僕は。
きっと誰からも本気で、怨んだり恨まれた事が無いんだろう。
だからこそ、こんな事を想うんだ。
何もかもから、嫌われてしまえれば良いのに、って。
……一体何が正しいとか間違いだとか、残念ながら今の僕には冷静に判断する事は出来ない。
だけれど、改めて思った事は。


―――このサイトは、本当に僕自身なんだね。


大嫌いで間違いだらけだろう最低な僕だけど。




このサイトを作れた事だけは、本当に良かったと思う。


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