旅人の唄
屋根の上から叫んだ、自己満足のカケラ。
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2008/01/24(木) 壊れてるんだろうね

なん で

生き て る の

腐 っ て

砕け て

此処に は 居な い

亡霊

この世 に 居ては

い け な いの に

まだ 留まる 気か

化物 め

醜い 醜い 肥 えた 豚が

滅びて しまえば いい のに

お前 なんか


イナクナリナサイ











※※※



母が言ったよ。

「自分が死んだ時に誰もお葬式に来てくれなかったら悲しいでしょう?」

僕は思ったよ。

「普通は悲しいだろうね、悲しくて寂しいだろうね。
だけど、そもそも僕が死んだ時、誰か来る訳がないのは明確なんだから。
当たり前なんだから、何を悲しむ事が出来るだろうか。
そういう生き方をしてきたのだから、悲しむ権利もあるわけがないのに。」



多分、今の僕程に、酷い生き物はいないだろう。
本気で、思う。
誰かに何かをしたわけでは、ない。
犯罪を犯すほどの度胸も知恵もなければ、人をおとしこむほどの賢さもない。
何もしない、だけだ。
だが、何もしない事が、本当はどれだけ最低なのかも、知っている。
口や手を出す連中なんかより、余程卑怯で、卑屈で、最低な事だ。
だから、僕は。
早く早く、こんな幸せに生きている奴を。
殺して、壊して、欲しいと思って。
まだ、無駄に生きている。
もう何が悲しいのか、辛いのか、悔しいのか、苦しいのか。
僕に、は、判らない。
何もしていないだけで、こんなに簡単に壊れるもんなんだ。
だけど、自分で選んで、そう生きたのだ。
空気の様になれたら、良いって。
ずっと想って、やっとそうなれそうなのだから。

例え、その代償が。
自分にとって、大きいモノだったとしても。
僕にはもう、涙を流す事も。
涙を、流させる事も。
してはいけない程、とっくの昔に人間じゃなくなってたんだ。



なのに、僕は時々、泣くんだ。
昔、ずっと昔に書いた小説。
部活で書いたソレを、読み直すと。
哀しくて、涙を流すんだ。
人間としての何かを、思い出すんだ。
自分で書いたモノの筈なのに、知らない人が書いた様に思ってしまうんだ。
きっと彼女が書いたんだろうね。


彼女が、創造なら
僕は、破壊だ

彼女が、何かを与えし者なら
僕は、全てを忘れていく者





もう、壊す事しか、出来ないのだ。


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