旅人の唄

旅人の唄
屋根の上から叫んだ、自己満足のカケラ。

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	2007/06/15(金) 晴天の檻

快晴がもう、うっとうしい。

失ったモノを取り返す事は

容易ではない

容易じゃないんだよ

でも

少しずつだけれど

また手に出来たと思ってた

けどね

端から見るとね

何も変わって無いって

言うんだよ

言われたんだよ

去年の堕ちた自分から

少しはマシになったかなぁって

思えた僕の変化の欠片は

どうしろって言うのさ

人よりいつも

のろくてどんくさいけど

ちょっとは変わる兆しが

あったんだ

あったのに

僕がノロマだから

僕が嘘つきだから

僕が、弱っちいから

うっとうしいならそう言えばいいじゃない

ちょっとずつ

頑張りたいって

怖くて恐くて

嫌で嫌でしょうがなかった事が

出来る様にちょっと

なったのに

全部

ちょっとずつ

やろうってやっと

思えたのに

もう、頑張りたくも無い

アイツが。
アイツが笑ってる気がした。
ポーキーが。
僕が名前を付けてあげた、僕の一番醜い部分。
ポーキーが笑ってる。
ポーキーが笑ってる。

「やぁーい！ざまあみろ、駄目人間！！」

そう、笑ってるよ。

なんか、もぅ、嫌だ。