旅人の唄
屋根の上から叫んだ、自己満足のカケラ。
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2007年2月
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2007/02/16(金) 堕ちて堕ちて、墜落していく。
イベント以降。
変にやりきった感に支配されてて。
もう、これ以上私にすることは、無いんだなって。
オンリーレポと企画を終わらせて、十万に向けてアンケートしてそれを開票したら。

……死んだって、悔いは無さそうだ。

あの、ゾアノ本。
最初から「絶対売れ残る」って思ってたので。
元々、30ぐらいしか部数なかったのですが。
手元には七冊くらい。
つまりは、少なくとも二十人以上は、あの本を持ち帰った訳で。
例え、それが。
勢いで買ってしまったとか、好きなキャラがちょろっと居たとか。
そういう風に持って帰った人もいるだろうし。
僕が、彼らを通して伝えたかった電波に。
ピントが合って持ち帰った人もいるだろう。
なんとなく、という人もいるだろう。
もっと適当な感じの人もいるだろう。
けれど、今。
言いたいのは、そんな事じゃなくて。
あの子が、あの子達が。
僕みたいな不完全な担い手の作り出した産物だったにしても。
僕以外の世界に。
広がっていってくれたことが、本当に嬉しい。
ANLYも、そうだ。
あれはもっと少なかったんだけど。
手元には殆ど残ってなかったから。
彼らも、また、広がっていった訳で。
嬉しくて、嬉しくて……。



そういう事を考えてないと
本当に、このまま
腐り果てて、しまうから
まだ、僕が
僕であると、思えるうちに
言いたかった

あぁ、あぁ

こんな愚か者の作った……いや、違う
もうみんなは、僕の
小さなフラスコの中のコビトじゃ、無い
あぁ、あぁ

あの子達を
あの、素晴らしい子達を
見つけてくれて、気付いてくれて




手を、差し伸べてくれて




本当に、有難う。


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