旅人の唄
屋根の上から叫んだ、自己満足のカケラ。
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2007/12/19(水) そして、これからも。
(前の記事から続いてます。)



あのソフトの事はあまり記憶に無いと言いながらも、覚えていた事もあるわけで。
例えば爽やかな曲は、空のステージ。
渋い曲は、茶色っぽい背景のステージ。
綺麗だけどちょっと切ない曲は、泡が飛ぶステージ。
可愛い感じの曲は、夜空のステージ。
怪しくて暗い感じの曲は、ポンポン跳ねる敵が居るステージ。
速いテンポの曲は、列車のステージ。
一番気に入っていたテケテケな曲は、青い男の子がひっくり返ったステージ。
そして、主旋律がカッコイイ曲は、敵がいっぱい出てきたステージ。
一致しているかどうかは、既にアプリで確認済みだ。
だけど、どうしてだか。
僕は彼のステージの印象だけが、まるでなかった。
ジャングルも、虎も、戦車が置かれた場所も。
何も覚えていなかった。
なのに、僕は。
どういう訳か彼の曲だけは、しっかり覚えていたのだ。
あの曲は、5の中では一番好きかもしれない。
エグゼアレンジを聞いた時なんか聞き惚れて何回も試聴を繰り返して、最終的にその場で取り寄せまでした。
今では全般部分だけならピアノで弾けるぐらい、大好きで。
あの、カッコイイのに何だか切ない歌は。
昔の友達が出来ない彼とも今の生まれた由縁が不明な彼とも、よく合っていると思う。


彼と僕の縁は、細い癖にえらく長くて。
あの頃は相手の正体さえ知らなかったのに、互いに姿を変えて再会した。
また出逢った、のだ。
何故彼のステージは記憶に無いのに、彼の曲だけが強く印象に残っていたのかは未だに分からない。
だけどその彼が、僕を此処に連れて来たのだ。
楽しい所だからって。
壊したり、壊されるのを見るだけが人生じゃなくいって。
連れて来て、くれたんだ。
彼と、彼を其処に導いた花火師を見ていると。
そう思える。
彼らが居たから、僕は。
こうして彼らの世界を好きになれた。


ナパームマン。


僕を此処に連れて来た彼の名を、改めて此処に記そうと思う。


ナパ。
君とまた逢えて、良かった。
嬉しかったよ。
だから、どうか末永く。
これからもよろしく。




(終)


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