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2007/12/18(火)
僕の根底に居る彼ら。
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何故、此処最近彼らの名前を出さなかったのかというと、こういう事です。 明日辺りにはあの殺風景なインデックスに居座る予定です。
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もう今まで、何度も言って来た事なんだけど。 改めて(日誌は翌日になるけど)書いておきたいと思う。
兄貴曰く、昔のゲームというのは親に買って貰うものだったそうだ。 特に兄貴達の世代、或いは男の子達はクリスマスだとか誕生日だとかお年玉でしか、ゲームに出逢える機会がなかったそうだ。 (以前犬まゆを読んでいたらスーファミソフトの値段が一万に近くて驚いた・今は高くても五千円かそこらだしね) だから、RPGならFF派とドラクエ派は分かれたりしていたんだしね、どっちかしか買ってもらえないから。 それは今の子供だってそうだろうけど、今は中古で買う親も居るからね。 昔の方がイメージとしても実際にも、ゲームソフトは高価なものだったんだ。
果たして、一体どういう経緯で兄貴がソレを手に入れたのかは知らない。 だけど、ソレは我が家にあった。 透明なカラーボックスの中に沢山のファミコンソフトの中に、青い男の子と赤い人が描かれたソレを見た覚えがある。 最近聞いてみたらパスワードまで覚えていると言っていたが、僕はそのゲームをたまにしか見た記憶がなかった。 青い子が矢印の方向にひっくり返ったり、泡に乗ったり、ポンポン跳ねる敵にぶつかって、トゲや穴に落ちて。 今までアクションは爆弾とヒゲ親父しか見た事のなかった僕には、ソレがなんだか不思議なゲームに思えた。 (実はソレはスパボン2が発売されたのと同じ年に制作されたものだったりする) それが最初の印象だった。 不思議な世界となんだか特徴的な曲だけが、記憶の深い所に残っていた。
それから10年以上過ぎた夏の終わり。 僕は日々に退屈していて、手当たり次第に気になるジャンルのサーチを渡り歩いていた。 たまたま、何気なく行ったサイトで、今までにない衝撃を受けた。 ソレがどういう世界で、一体何なのか全く知らなかった。 だけど、その小説を読んだ時、心の中にあったかいものを感じた。 暫くして、公式サイトへ行って僕は初めて彼に出逢った。 紫色をした独特な姿の彼に威圧感よりも可愛さを感じたのも、出会いの経緯が経緯だったからだろう。 そして、彼こそが。 昔、兄貴がやっていたあのソフトの中に居た連中の一人の、新しい姿だと知ったのは更に先の話だ。 (明日に続く)
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